トクスエブログ

ぎっくり腰について

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は天気落ち着きません、寒暖差多く体調管理にお気をつけてください。

寒暖差の身体の影響への記事はこちら→http://kamome-acp.com/blog/567

 
 
こういう時はぎっくり腰が増えます(寝違いや急な背中の痛みも同様です)。
何回かぎっくり腰についてブログで言及しましたが、大切なことなので何度も書きます。
 
 
 
 
ぎっくり腰は当院では大体半数の人が一回で治ります。
残りの半数はあと一回か二回かかる場合があります。
まず一つは原因を起こしている筋肉が硬すぎることで、一回の治療では取りきれない場合。慢性の腰痛持ちがある人に多いですね。
 
 
 
もう一つの原因はぎっくり腰を起こす筋肉が複数ある場合です。ぎっくり腰の原因となる筋肉は4つほどあります。ざっくり言うと深い筋肉が二つ、浅い筋肉が二つ。あとお尻。患者さんに痛む場所を聞いたり、検査したりして大体どの筋肉が原因となっているかを判断します。しかし物事はセオリー通りにいかないことが多く、メインでない別の固い筋肉が悪さをしている事もあります。
 
 
 
半数はぎっくり腰のメインとなる深層にある筋肉なので、そこを治療すれば、鍼を刺した後スッと起き上がれます。
ところが固くなっている筋肉が複数ある場合治療後改善しなかったり、改善はしたがまだ気になると訴えます。
そう言う場合はできるだけ間をおかず次の回で仰向けでしか打てない筋肉を狙ったり、特殊な鍼を使用したりします。これで大半は治ります。
 
 
 
いずれにせよ、ぎっくり腰は治すのはそこまで難しくありません。寝違えや急な背中の痛みも同様です。気温が安定しない中、腰痛持ちや運動不足の人が急な動きで発症することが多いので、この時期はお気をつけください。最近土曜日日曜日といった週末になる方が多いです。雨のせいでしょうかね。
 
 
 
先日、美術予備校時代の刺繍作家の友人から治療院に飾る作品を買いました。患者さんの気が少しでも晴れるようなものを一緒に選んで買いました。
20年間ずっと刺繍をやり続けている作品です。
届くのが楽しみです!
 
 
 
 
 
どうぞお大事になさってください。
 
かもめ鍼灸治療院
 
 
 

ブログ, 東洋医学, 趣味, 鍼灸    2023.05.23 Tue

ストレートネックと骨盤の歪みとは

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は4月に入り、いよいよ過ごしやすくなってきました。

昨日藤森公園に夜桜を見に行きました。綺麗でしたねえ。季節を感じるというのは素敵なことです。

しかし冷えた為昔故障した股関節の痛みがでてきたので、自分で太い鍼を刺して治してしまいました。

 

 

 

今回はストレートネックの話を少し。

ストレートネックは首肩こりで来院された患者さんの多くが第一声にそう診断されたと仰ります。

ストレートネックは、頭を下げる動作が多すぎるとなりやすくなる症状です。通常は柔らかいカーブを描く首の骨(7つある)がまっすぐになってしまいます。

原因の一つは首の周りの筋肉が硬くなりすぎてしまい、真っ直ぐな状態に固定されてしまったものです。
 
つまり、ストレートネックだから肩こりや痛みが出たわけではなく、肩こりで筋肉が硬くなりすぎてストレートネックになった、ということです。逆なんです。
 
 
 
骨自体が変形している場合以外は筋肉の問題なので、痛みやこりを鍼灸により改善させることができます。
とはいえ骨を元の形に戻せますと言い切れないのは、現代ではほとんどスマホをやPCとは切っても切り離せない関係だからです。
人間がそういう生活を捨てればストレートネックは自然と減るでしょうが、難しいでしょう。
 
 
 
 
話ついでに、腰痛の問診で、骨盤が歪んでいると言われた、というのもよく聞きます。
これは骨盤の上下左右の位置が正常な場所にないということです。大抵は固くなった筋肉が悪さをしているのですが。
骨盤それ自体が歪んだら困ったことです。
これも骨盤周りの腰やお尻の筋肉を緩めたら元の位置に戻ります。要はものの言い方です。個人的には骨に原因があるように誤解を与える言い方だと思います。
 
 
 
 
 
暖かくなっても冷えに気をつけてお過ごしください。
 
 
かもめ鍼灸治療院
 
 

ブログ, 東洋医学, 鍼灸    2023.04.01 Sat

かもめ鍼灸治療院で対応している疾患 1

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は春の雨がふり、生温かいです。こういう時は自律神経の働きが乱れやすく、頭痛や肩こり、だるさ等がでやすいです。

 

 

今日は当院で対応できる疾患をぽつぽつ書いていこうと思います。この場合の対応というのは完治または日常生活に支障がないレベルまでもっていける可能性が大きいものです。

 

また、下に書いていくものは腰痛ひとつとっても、例えばヘルニアや梨状筋症候群、筋筋膜性腰痛症など書ききれないほど種類があるので、今回はざっくりと一般の方にもわかりやすい形(腰痛、肩こり等と)で書いていきます。

原因がある固い筋肉に鍼を打つとどうしても刺激は強くなります。その中でも鍼の刺激が特に強いものは★をつけました。自分の経験で治りやすい順に書いていきますが、あくまでも目安として参考にしてください。またこれはあくまでも当院の治しやすさで、ほかの鍼灸院ではそれも大幅に異なるでしょう。やり方は治療院それぞれちがいますから。

 

 

 

・治りやすい

 

腰痛

ぎっくり腰

肩こり

首の痛み

寝違い

あごの痛み(顎関節症)

背中の痛み

横腹の痛み

足首の捻挫(特に内側にひねったもの、受傷してすぐ)

 

 

 

・上記より時間がかかるが治りやすいもの

 

★膝の痛み

肘の痛み

胃の痛みや不調

生理痛(冷えが原因で血流が悪いタイプ)

★★五十肩

ふくらはぎの痛み

シンスプリント

★耳鳴り

★めまい(内耳由来のもの)、

顔の痛み

★足裏の痛み

緊張性頭痛(※頭痛は治りやすいが再発しやすい、片頭痛は治るものもあるが全く効かない場合も)

 

 

 

 

・なおりづらい、難しい

 

妊娠中の方(妊娠中の患者様は痛みや強いこりの鍼治療はおこなっておりません)

ばね指

精神疾患(肩こり等が遠因になっているものは時として治るが、基本は難しい)

リウマチなどの膠原病(血流を改善し、症状を楽にすることはできるときもある)

アレルギー症状(時として治るものもあるが、狙っては難しい)

内分泌系、心臓、血管系、糖尿病

 

 

※当院の症状の多くは一般的にいわゆる整形外科的な疾患、例えば腰痛や肩こり、膝や肩の痛みといったもので、当院の患者さんの8割以上がそういった症状で来院されます。当院では刺激の多い治す鍼と、簡単なこりを取ってリラックスさせる鍼の2種類あります。下記の対応疾患は前者の治す鍼で施術をした場合です。

 

 

※レントゲンやMRIなどの検査をしても原因がみつからないものであればほとんどが筋肉の問題なので治りやすいです。ストレートネックなどもそれにあたります。

筋肉が原因ではない場合、たとえばヘルニアなどでも、画像上はそれが問題を起こしているようだが、実は筋肉が痛みの原因になっていることも相当数ありますので、その場合は鍼の効きは良いです。

 

 

書き洩らしがいくつかあると思いますが、今日はこのへんで切り上げます。後日また推敲編集します。

 

どうぞお大事になさってください。

 

かもめ鍼灸治療院

 

 

 

 

 

 

 

ブログ    2023.03.24 Fri

痛みについて

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は暖かいです。本当に冬場は寒いので渡り鳥のように冬だけ暖かい場所に転院しようかしらなんて思います。

 

 

冬場の寒さは筋肉を収縮させ血流を悪くし、痛みやこりを悪化させます。慢性の腰痛、肩こりもちにはきつい季節です。ぎっくり腰や寝違いなども冬場は増えます。自分も3年前手術をして以来腰痛もちになってしまいました。ぎっくり腰にもなるようになってしまいました。自分の手が届いて鍼が打てる場所であるならば、それを自分で治すことは物の数ではありません。痛いですが簡単に鍼で治せます。しかし腰痛や背中の痛み、五十肩など自分の手が届かい場所となるとどうにもなりません。

 

 

 

日常においてそういった痛みがいかに仕事をしたり、趣味を楽しむことを出来なくさせるかを痛感しました。痛みもそうなのですが、他人の体験したこと、例えば美味しいものを食べたり、素敵な場所に行ったりなどは体験した本人にしかわかりません。それを想像することはできますが、当人と同じことを体感することは今の時点では無理なのでしょう。

自分が痛みを味わう側になって何となく患者さんの痛みにもより共感できるようになった気がします。

 

禍福は糾える縄の如しといったところでしょうか。

どうぞお大事になさってください。

 

 

 

 

コロナ禍の中、新しい趣味を見つけました。外出できず釣りにも行けなかったので、粘土で生き物や怪獣を作ることをはじめました。

写真はゴジラです。ゴジラなんて子供のころ以来興味は失っていたはずなのですが、30年近くなって再び興味を持ち始めるなど不思議なものです。何かそういったものづくりに興味がある患者さんはお話してくれたら嬉しいです。

 

ブログ    2023.03.13 Mon

鍼のひびきについて

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は暖かいですね。とはいえちょっとそこまでセーター一枚で出たら流石に寒かった。

 

今回は前回の続きのようなお話を。当院の鍼は長い鍼を沢山打つことで深層部の筋肉をゆるめ、慢性の腰痛、肩こりはもちろん五十肩、膝、耳鳴りや胃もたれ等の症状を完治もしくは日常で気にならないレベルまで治すことを目的としています。そしてこの方法が自分の知る限り最短で治療効果を出すことができます。

 

いいことづくめのようですが、唯一の難点は鍼を打つさいの「ひびき」とよばれる感覚です。(ひびきについては過去のブログをどうぞ→http://kamome-acp.com/blog/713

実際のところ、なんだかんだでほとんどの皆さんはしっかり鍼を受けて帰っていきます。3回目くらいになると筋肉が柔らかくなってひびきも減ってきますのでそこまでいけばいいのですが、まれにこのひびきが苦手な人がいます。

 

 

その場合は細い鍼を使ったり本数を加減します。とはいえそれぞれの症状にはだいたいの鍼の太さや本数が決まっているので、やはりそれよりは効果が落ち、治療回数がかかります(それでも細くて本数も少ない優しい鍼よりは圧倒的に早いです)。そして中にはひびきが全くダメな人もいるので、どうしても難しい場合はいわゆる優しい鍼で非常に長い時間をかけて挑みます。その場合は家で運動や生活習慣の指導も行います。

 

 

本来ならひびきなく優しい鍼で痛みが取れればそれに越したことはないのですが、ひびきは患部の固い筋肉に刺すとどうしてもでてしまう(柔らかい筋肉はほとんど響かない)ため、うまい話というものは中々ないものです。

とはいえ、このやり方を初めてぎっくり腰や寝違いや急な背中の痛み、五十肩や耳鳴りなどの難しい症状も治せるようになって開業の決意がでて、それからもかなり月日が経ちました。最初はひびきの強さと患者さんの状態によって悪戦苦闘したものでした。

今はようやくスタイルが確立されてきて、昔よりははるかに楽に鍼を受けられるようになっているとのお声を昔からの患者様から度々いただきますので、ご気楽にご相談ください。

 

現在のかもめ鍼灸治療院の治療はこちら→http://kamome-acp.com/blog/1237

 

 

 

ブログ    2023.03.06 Mon

かもめ鍼灸治療院の現在の治療

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子も春の気配が伝わってきました。

久しぶりのブログ更新です。ここ数年で治療内容も初期とはかなり変わったので、再度上げることにしました。

変化した3つのこと

 

 

 

治療時間の短縮

 

 当院は辛い痛みの症状に対し、長い鍼を多く体の深い場所にある筋肉打ちます。

症状が強い慢性の腰痛や肩こりの痛みを取るにはこの方法が一番手っ取り早いです。鍼を打ち終えてから30分以上同じ姿勢をとるために治療時間が90分を超えてしまいました。

そこを何とかならないものかと自分の体と知人家族に試行錯誤を重ねて、現在では問診開始から一時間以内に治療効果は同じのままにほとんどの治療を終わらせることが可能になりました。

 

より太く長い鍼の使用

 

過去に使っていた長い鍼より更に太く長い(強い)鍼を使用し、短期間で治療可能となりました。慢性の腰痛や肩こりになった筋肉は、文字通りそのままの意味で骨のように固いです。その筋肉は鍼がガツンとぶつかって鍼が入りつらいため、治療期間が長くなることもありました。現在使用しているものはそうしたガチガチの筋肉にも刺さるので、結果として治療期間の短縮が可能となりました。

 

 

 

優しい鍼灸メニューの追加

 

ほとんど痛みのない鍼とお灸を使います。イメージとしてはリラクゼーションに近いものです。鍼で直接筋肉をゆるめ、更に温めることで、全身の血行を促進することができます。非常に体が温まり(これがキモです)、気持ちよく治療をうけられます。

強い痛みやぎっくり腰などの重い症状には不向きですが、軽い肩こりや腰の張り、ストレスをリフレッシュしたい方にははこちらがおすすめです。

 

 

 

 

これからも患者様の症状にあわせた治療法をご相談の上行っていきます。よりご希望に応えられるように努力していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

かもめ鍼灸治療院

 

 

 

 

 

ブログ    2023.02.27 Mon

鍼灸の実際のところ

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。今日午前中は久々に患者様少なく、ブログが書けます。八王子は(というより、日本どこでもでしょうが)天候安定せず、いつになく体調崩す方多いです。
半数以上の患者様が、風邪っぽいとか、体調が今ひとつ優れないと仰っています。天候と体調不良に関しては今まで沢山言及したので触れませんが、今が一年のうち最も体調を崩しやすい時期であると思います。
 
※天候と体調不良の関係はこちら→http://kamome-acp.com/blog/947
 
 
 
 
 先日昔の友人と久々に会い、話に華を咲かせました。その折に、かつて友人が鍼灸を受けたという話になりました。慢性の腰痛で日常にも支障が出るから、鍼を打ちにいったが痛いしあまり効かなかったとからもう行かないという。
あれまあ難儀だったね何回通ったの?と聞くと一回だけと答えました。そりゃ一回でそんな重い腰痛、治るわけがないと言ったのですが、同僚が一発で治ったから治ると思ったとのこと。
それは鍼灸院側の説明不足だったのか、あるいは友人が鍼灸を必要以上に、例えば魔法の薬のように思っていたのかは実際のところわかりません。しかし魔法のように一発で症状が治るということはなく、鍼灸治療とはどちらかといえば地味に治していくことが多いです。
 
 
鍼の治りというものは、症状によって、そして人によって変わります。症状が重ければ重いほど比例して治るのに時間がかかります。
 
 確かに一発で治ることも珍しくないです。しかしそれで治るのは、日常に支障がない程度の肩や腰の張りといった軽度の症状の場合と、ぎっくり腰や寝違え、といった急性の症状に多い。
またその人が若ければ若いほど、運動をしていればいるほど、(要するに筋肉がしっかり機能していれば)治りが早い傾向があります。
 
 
 
ところが上記のような治りやすい症状であっても、疲労が溜まっていたり、慢性由来のものだったりすると、一回で治すのは難しい。そういったところの筋肉はガチガチに固くなっています。その硬くなった筋肉が血管を圧迫し血流が不足して栄養不足になり、加えて神経が圧迫されて痛みが出ています。
だから筋肉を柔らかくゆるめてあげれば良い。しかしそれは筋肉の硬さに左右される。
ビーフジャーキーを新鮮な肉にするには一回の施術では難しいです
とはいえ体は、鍼を打つと筋肉が柔らかくなるような仕組みになっています。その柔らかくなるかが遅いか早いかは前述の通り、症状の重さと個人差に依存してきます。
 
 
大体効果を感じるのは2回目から3回目の治療後が多く、少しでも効果が実感できれば完治か、相当な改善までもっていけます。正直なところ一回目で効果を実感するのは半分といったところでしょうか。これも勿論症状の重さに左右されます。
 
 また、当院に来院された患者様ならわかると思いますが、症状が強ければ強いほどそれに比例して鍼のズーンとした感覚が強く、症状が軽くなればなるほど、その感覚が弱くなっていくので、自分の症状がどの程度楽になったかがわかりやすい。
 
 
 
当院はそのズーンとした感覚(響きといいます)を非常に大きくとらえていて、しばしば患者様に響きの有無を確認しています。
また、治療初期であればあるほど、だるくなったり眠くなったりします。これも症状が軽くなればなるほどなくなってくるものです。
その辺の説明はきちんとしなければいけませんが、先の友人のエピソードのように一回の鍼治療が痛かったり後でだるくなったり、直後に改善しないことは、珍しくないことです。鍼は魔法の薬ではありませんから。しかし適切な部位にきちんと鍼をすれば、それは効くものです。間違いなく。
あとはそれをどれだけやってどれだけの効果をだせるかを判断出来て、それを説明できるかですが、それは鍼灸師の個々の力量だと思います。
 
思うに、鍼治療というものは歯の治療に似ているかもしれません。治療回数は症状の強さによって左右され、最初の方の治療はしんどい。治療後期になると、痛みはほとんどなくなる。といったところが。
今回もまた似たような話になってしまいました。
 
 
 
 

写真は釣ったアジと作ったアジフライです。

アジ釣りって釣りの中では簡単な方と言えると思います。数も釣れるし、非常に美味しいときてます。アジより美味しい魚ってそんなにいないのではないかな。
アジが今より全然珍しい魚だったら、フグやアラと同等以上の高級魚になっていると思います。
 
それでは、お大事になさってください。
 

ブログ    2019.11.01 Fri

梅雨去らず

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子はじめじめと蒸し暑くなってきました。

往々にして梅雨は患者様が多い傾向があり、言い換えれば体調を崩しやすい季節でもあり、6月は食事をとる暇がないほど患者様が多かったです。7月は身体がそれに慣れてきたのか、少しだけ患者様の数も減ってきたような気がします。それでも土日はほぼ埋まってしまいますが…。

 

 

 

個人的にはこの時期と秋の台風前が一年を通して一番体調を崩しやすい季節と思っています。

症状でダントツで多いのがダルさ、疲れがとれないといった自律神経症状、次いで上半身の症状、肩こり、頭痛が多かったです。寝違いなども相当多かったです。比較すると下半身の症状は少なくなったように思います、というより上半身の症状が多すぎました、久しぶりにいらっしゃった患者様もとても多かったです。ぎっくり腰がすこし、慢性の腰痛の症状悪化、坐骨神経痛、大腿神経痛、足底筋膜炎などかな。いつも通りですね。

 

 

 

自分自身も頭痛持ちで、この時期はひどく困っていたのですが、まあ良い機会なので自分を実験台にいろいろと鍼を試したところ、ほぼ完治させることができ、今では症状なしです。コメカミの痛みや目の奥の痛み、後頚部の痛みなど、頭痛に関しては鍼はかなり強いです。自律神経系のだるさもおおよそ週1でペース、5回前後の施術で改善します。こういう季節性の症状は梅雨明けと同時に軽減することもあるのですが、夏に入ると冷房の使用で調子を崩しがちになる傾向があります。梅雨にくらべればまだましなのですが。いずれにせよ早くからりとした夏になってほしいものです。

夏の青空が待ち遠しいです。子供のころの夏休みを思い出します。

 

どうぞお大事になさってください。

 

 

 

 

写真はタコ釣りに行ったときのものです。今年はタコが数年ぶりの豊漁で、東京湾の海底はタコだらけらしい。初めての人でも10杯近く釣れるらしいので、興味がある方はどうでしょうか。多分あと数年はこんなフィーバーは訪れないと思います。下に絡みついているのは、3.2キロの大ダコでした。ものすごい力で絡みつかれて、一本の足を外したかたと思うと二本が巻き付いてくる、といった調子で振りほどくのに苦労しました。昔の怪獣映画のようです。大ダコはうまいですがそのまま食べるとタイヤのように固く、よくたたいて柔らかくします。1キロ前後の中ダコが丁度良いようです。

 

ブログ, 東洋医学, 鍼灸    2019.07.23 Tue

久しぶりのブログ更新です

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。今年は大変患者さま多く、忙しさにかまけてブログを更新できませんでした。また、予約も当日や週末の予約は非常に取りづらくなっており、沢山の患者様のご希望に添えず、心苦しく思っています。
 
 
 
 
八王子も春らしい暖かい日が多くなってきました。とはいえまだ夜は寒かったり、冷たい雨が降り、身体がその寒暖差に対応するのに負担がかかる時期です。
寒いときはぎっくり腰や寝違え、急な背中の痛み等の急性症状が多く、毎日診ていたのですが、ここ最近は自律神経の症状を診ることが増えます。
例えば、全身の重さ、身体のだるさ、胃腸の不調、etc…特に検査などしても身体には異常がないと診断されることが多いです。
 
以前も同じ事を書いたと思い、昔の記事を読み返してみたのですが、我ながら中々わかりやすい文章を書いていると思いました(^^;)、ので、こちらの過去の記事を参照していただければ幸いです。
 
自律神経症状と鍼灸治療について↓
 
 
 
 
 
次回は坐骨神経痛について記事を書きたいと思います。腰や臀部のからくる坐骨神経痛はにかぎらず、首からくる手の痛みや痺れに関しての鍼の相性は相当良く、かなりの症状の改善が見込めます。
いつ書けるかな…
 
 
 
 
 
忙しいと自分の身体のケアが出来ず、色々な症状がでてしまいます。
今回は左の頭痛と足底の痛みひどく、日常生活にまで影響を及ぼすようになってきたので、自分で治してしまいました。いずれも症状が出てすぐに対処したので、鍼の本数少なくシンプルな2回の治療で完治しました。
でも忙しうちは再発しそうです…気をつけないといけませんね。汚い写真で申し訳ありません。
 
どうぞお大事になさってください。
 
かもめ鍼灸治療院
写真は釣ったタイです。正直タイは寿司屋で食べても、そこまで美味しさを感じなかったのですが、釣ったタイを3日以上寝かせ、刺身で食べると今まで食べたタイはタイだったのだろうかと思うくらい美味しかったですよ!
 
 

ブログ, 鍼灸    2019.03.25 Mon

おつかれさまでした

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子、いよいよ寒くなってきましたね。

夏の35℃を超える猛暑から、秋の大型台風の連発、冬の初めの気温差と、最近の冷え込み、とどうも気象が例年より変動激しかったように思えます。そのせいか秋口から患者様の数が例年にないくらい多く、症状もぎっくり腰寝違い、背中の痛みなどの急性症状から、腰痛肩こりひざ痛、自律神経系の慢性症状と多岐にわたりました。そして急性、慢性症状ともに、症状が重くなっているまたはいつもよりなおりづらく、治療回数も増えていました。

来年は落ち着いた気候になってくれればよいのですが…。とりあえず、今年も終わりです。傾向として、年末年始は休むことができるのでその間に症状は軽減する傾向にあります。休養は健康の維持という意味ではとても大切な要素です。

 

来年が健康で素晴らしい年になりますよう。

 

お大事になさってください。

 

 

写真はブリを釣りに行き釣れたワラサ(ブリの若い個体)です。自分でも引くくらいのもの凄い笑顔です。ワラサは去年も釣ったのですが、去年のものは脂がたっぷりのって大変美味しかった。しかし今年のもほとんど脂のらずあっさりしていました。美味しいのですが、すこし物足りません。これも気象の影響なのかしら。

ブログ    2018.12.30 Sun

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