雪の八王子
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子はとても寒い!この間の雪では、院の前の雪かきをしたのですが、何せ、雪かきなぞ生まれて2回位しかやったことがなかったので、えらく骨が折れました。そして雪道を転ばないように歩いたせいで、普段使わない筋肉がとても痛く、固くなってしまった。雪国にすんでいる方はすごいですね。
話は少しとんで、軍神と恐れられた戦国大名の上杉謙信に率いられる越後(新潟県)の兵士は、武田信玄の兵士と並んで、当時日本一強い兵と呼ばれていたそうです。
謙信は信玄と戦ったり、関東の北条氏と戦う為に、標高1㎞以上ある雪の三国峠を生涯13回も越えていきました。(下は三国峠です)

車も除雪機どころか、舗装された道もないであろうこの時代、こんな場所を、歩兵と騎馬で乗り越えていくのですから、越後兵の足腰は想像もできないくらいすごいものだったのだなと思いました。環境が厳しい場所で育った兵士は強いといわれますが、それはあながち間違いではない気がします。
前回降ったような雪でゼイゼイ言っているようではだめですね笑
さておき、このところ雪かきをきっかけとして腰や殿部、首肩が痛くなったという患者様がとても多かったです。例えば、いつも右腰が辛かった方でも、肩が痛んだり、膝が痛んだり、同じ腰でもいつもとは違う場所に症状を訴える方が多かったように思いました。あの雪は雨を含んでシャーベット状になっていたようです。そういった雪は重くなるそうです。確かに、重かった。膝と腰にズンっときました。それを除去しようとスコップを振ればそれは体に負担がかからないわけがありません。
いずれにせよ、なれないことをやると、腰痛や肩こり、その他の症状の原因になるということです。下手をしたら滑って転んで頭を打ってしまうような大事になってしまうかもしれない。とはいえ、あの積雪を放置するわけにもいきません。困ったものです。もうしばらく雪はいいかな。
でも、雪の積もった朝のしん、とした感じとか、窓を開けると一面の銀世界という風景はとても素敵だと思います。私は子供のころ冬に雪がない地域に住んでいました。稀に雪が降り積もった朝、妹や犬と一緒に遊んだものです。その頃の楽しかった記憶が無意識のうちに呼び起されているのかもしれません。
寒さには気を付けて、風邪もとても流行っています。お大事にしてください
かもめ鍼灸治療院
つぶやき, ブログ, 日常のこと, 趣味
2016.01.25 Mon
一月です
新年あけましておめでとうございます。時間が経つのは本当に早く、いつの間にか一月になりました。暖冬ということですが、やはり八王子もそこまで寒くはありません。もっとも、二月になれば話は違ってくるのかもしれませんが。
長い休み明けの患者様の身体は、普通の時よりも明らかに鍼灸治療の効果が高いように思います。腰痛にしろ、肩こりにしろ。(、年末はは本当にぎっくり腰や寝違いといった、ある程度疲労を重ねたところに起こる症状の方がとても多かったです。)
もちろん、仕事で使う筋肉を休ませているから、当然その筋を使う頻度も減って、負担が少なくなっているということなのでしょうが…それ以上に休息をしたことにより、心の余裕が出来て、それが身体にも良い影響を及ぼしているという気がしました。休息、しかもある程度の期間があるものは本当に人にとって必要なものだと思いました。
対して、胃腸の症状を訴える方が多くなった気がします。そりゃ、気が緩めば食べたくなるというものです。忘年会や新年会などもありますし。しかし、胃腸の許容範囲をこえた食べ方をすると、やはり負担はかかります。
こういった胃の症状がある人は、背中がとても張っていることが多い。ここに鍼や灸をしても効果はでるのですが、手足の消化器とは関係なさそうな場所を刺激しても、すっと楽になります。こういった患部から離れた場所で効果がでるものは面白いですね。
どうも、久々に文章を書いてみたのですが、いつも以上に、思っていることを言葉に変換することに時間がかかってしまいました。しかし、こういったことをああでもない、こうでもないと考えながら書くことは、悪くないものです。去年ためてしまった様々なねたも書かなければ。
お大事にしてください。良い一年になりますよう!
つぶやき, ブログ, 日常のこと, 東洋医学, 鍼灸
2016.01.08 Fri
年末年始のお知らせ
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子、思ったより暖かいです。今回の冬は暖冬になるといっていましたが、寒がりの私には大変ありがたいことです。4月に開業したとおもったらアッという間に年末になりました。光陰、矢の如し。
さて、かもめ鍼灸治療院の年末年始の営業ですが、12月30日~1月4日までをお休みとさせていただきます。
12月はぎっくり腰とか、寝違いの方が他の月より倍位多かったですね。腰痛や肩こり、膝痛なども疲労の蓄積によるねちっこいものが多かったように感じます。寒さと、師走の忙しさが身体に負担をかけているのだと思います。おやすみが取れる方はゆっくりと英気を養ってください。私もそうします。
動物に関する鍼灸の記事を書こうと前回書きましたが、どうやら次回になりそうです。便秘のへびに鍼を刺したお話なんですが。ちなみに営利目的の動物への鍼灸は獣医さんしかしてはいけないんです。この話は次回に。
お大事になさってください。
ブログ, 日常のこと, 鍼灸
2015.12.27 Sun
冬にはお灸を
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は日を追うごとに寒くなっています。院内に温度計があり、毎日朝見るのですが、徐々に平均気温が下がっていま す。とはいえ、今年の冬は暖冬のようです。そう言われると去年の今頃はダウンジャケットを着ていたような気がする。曖昧なものです。
患者様の足を触ると、この前まで暖かかった足の冷えが多くなってきました。かもめ鍼灸治療院では、鍼を刺している最中に赤外線で冷えている部位を温めます。それでも冷えがとりきれない時はお灸をします。
お灸については以前紹介しましたが、今のお灸は、昔のメディアにあるような、大きな三角形の巨大な物体(もぐさ)に火をつけるものではありません。そういえば今のメディアではそういった描写はとんと見なくなりました。これは、時代劇がだんだん減ってきつつあることに起因しているのかしらと思っているのですが、どうでしょうかね。漫画や小説といった文章では時代ものはいまだに人気はありますが、テレビでは本当に見なくなった。昔は朝から晩まで、どこかしらのチャンネルで時代劇をやっていたのですが。
前述した時代ものにでてくるような、巨大な三角形のお灸は「弘法の灸」といい、弘法大師空海が発明したものだとされています。しかし、色々調べてみるとどうも諸説あるようで、何が正しいのかわからない。歴史というものは調べれば調べるほど何が本当なのかわからなくなってくる時がある。歴史に限らず、物事というものは真実に近づくほど実態が遠のいていくように思います。だから、世界というものはおそらく曖昧なものに個人個人が線引きをしているだけなのかもしれません。話がそれました。
さておき昔のお灸は大きなもぐさを使い、人為的に火傷を作りだして免疫機能を高めるという荒技で、熱くて、お灸の跡ものこってしまうので今ではつかっているところは殆どないようです。
当院では、様々なタイプのお灸を使い分けますが(時として熱いお灸もつかいます)、冷えに対しては少し特殊なお灸をします。これは、以前知り合いの先生に教えていただきました。自分も患者として色々なお灸をうけましたが、身体を温めるという点では、1、2を争う位の効果があった。
これをすると、広範囲に渡って、じんわりと身体を温めます。それだけでなく、強い鍼を打ったあとに残る重怠いような感覚を緩和させることもできます。
冬になると腰痛や首肩こり、膝の痛みといった症状も強くなりがちです。そういったときに鍼だけでなく、お灸もすると温まって気持ちがいいものです。
お大事になさってください。身体を冷やしませんよう。次回は動物への鍼灸のお話を書きたいと思います。
ブログ
2015.12.06 Sun
スマホと首、肩のこりについて
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子はずいぶんと寒くなってきました。体感的に都内よりも、気温が2度ほど低いように感じます。
さて、週に数回、都内に鍼灸治療に行くのですが、電車に乗っていると老若男女、結構な人数がスマホを操作しています。私も暇があればちょこちょこ覗きます。
スマホはすごい発明だと思います。自由に持ち運べるパソコンを皆が持っているようなもので、コミュニケーションの手段として、インターネットでの情報の収集、ゲームをしたり本まで読むことができる。
個人的に、本は著作権が切れた古典の作品が沢山読めるようになっているので、非常に重宝しています。この間は「宝島」を読みました。あれは現代でも胸が躍る素晴らしい冒険小説です。
どこにでも持ち運べるといった便利さの裏に、LINEなどのSNSツールでネット上での人間関係に疲れたり、情報があまりにも安易に手に入ったりすること(本当に正しい情報か否かは別です)、などがスマホの弊害として話題にあがります。
そういった精神的なマイナス面は置いておいて、肉体的なマイナスの影響というものもあるものです。
スマホが普及しだしてから首肩こりのを訴える方が増加したり、もともとあった首、肩こりの症状自体が重くなっている傾向にあるよう思います。大体においてスマホを見る際は首を前に屈めた姿勢が多い。
頭の重さは体重の約10%といわれています。50㎏の人間だったら5㎏ある。首を前に屈むには当然その働きをする筋肉があります。長時間スマホをやっている場合、その筋肉は5㎏の重さがある頭をその時間の間中ずっと支えていなければなりません。
これはもちろん、首こり、肩こり、背中のこりの原因になります。筋肉は単体で動くわけではないので、時として腰痛にまで派生することもある。さらに派生すると神経を圧迫するヘルニアなどの疾患の原因にもなりかねません。もちろん鍼灸ではこういった頚肩こりの治療は得意分野ですが、また元のようにスマホを使いだすと、結局元に戻ってしまう。
以前ある患者様が、スマホを何とはなしに一週間ほどやめてみたそうです、すると肩こりが感じなくなり、驚くほど身体が軽くなった、そしてなにより気分的にも楽になったと仰っていました。
しかし、スマホは便利で楽しく、現代の日本人には生活の必需品といってもいいくらいに普及している。それを破棄して肩こりを防ごう、というのは無理な話で、昔のファミコンのように 一日一時間というわけにもいかない(というより日常生活の一部に組み込まれている)。中々難しいものです。まだスマホが普及して日が浅いです。そのうち上手に共存できる手段がみつけられたらいいのですが。
本当に寒くなってきました。どうぞ身体を暖かくして冬に備えてください。
お大事にどうぞ
かもめ鍼灸治療院
ブログ, 日常のこと, 趣味, 鍼灸, 鍼灸
2015.11.27 Fri
鍼灸の本質
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は大分寒くなってきました。朝方起きるのが辛い季節ですね。布団の中で夢うつつにまどろむあの感覚が続くのなら、何万年でも寝続けていられるような気がするのですが、現実ではそうもいきません。
寒くなってきてから、徐々に症状が深い患者様が少し増えてきたように感じます。深いというのは、同じ肩こりや腰痛でも、今までは表層のみ凝っていた筋肉が深層にまでおよんでいるという感じです。そういう場合は往々にして一回の治療でこりをとりきるのは難しい。
若い方や、運動を日常的にしていて代謝が良い人は、その場で楽になる場合も少なくないですが、ある程度の年齢を取っている方、そして何より、日常的に筋肉を疲労させている姿勢を取っている方ほど、回復することが遅いです。これはもう断定です。少なくとも症状が重いと元の体調に戻すのに3回は治療する必要があります。
以前ブログにもかきましたが、鍼灸はミステリアスな東洋医学でツボに鍼を刺し、体調を操るというイメージが強いのかなあ、という気がします。あと、どこにいっても治らないから鍼灸が最後の砦、というイメージが強いというか。しかし鍼灸はそういったものではありません。もちろん治療直後に効果が出るという例も少なくはないです。一部のぎっくり腰だとか寝違えだとか。しかしそのようなものでも、奥に潜んでいる慢性的なものを治さない限りは疲労がたまると再び再発しかねない。
鍼灸は、少なくなった体力を一気に全快させるゲームにでてくるような魔法ではありません。つもりに積もって悲鳴を上げている身体を元にもどすにはそれなりの時間と労力がかかるものなのです。
大半は地味に治していくケースや、定期的に鍼灸をして、体調を調整していく場合の方が多いです。特に、定期的な体調管理という意味では素晴らしいものだと思います。
竜頭蛇尾になってしまいました汗
寒いとどうしても代謝は落ち、筋肉もこりやすくなる傾向があります。身体をあたためますよう。
お大事にしてください。
ブログ
2015.11.16 Mon
3週間ぶりに鍼灸治療をうけて
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は今日は暖かいですね。
毎週自分も鍼灸治療をうけているのですが、最近は忙しく中々治療を受けることができませんでした。気付けば三週間近くも治療を受けていないことに気づきました。
そういえば、動く時に若干キレが悪くなった感じがする、朝起きた時もすっきりせず、食事をした後もなんだかお腹がすっきりしない。かと言って動けないほど辛いでもなく、むしろ普段通りに生活が送れる。肩こりというほどでもない、腰痛というほどでもない。ただ、今ひとつ快調ではないのです。体調というのは特別な事情でもない限り、急に落ちるものではなく徐々に徐々におちていくものです。だからこそたちが悪い。
昨日三週間ぶりに鍼を打ってもらいました。かなり深い部位の筋肉に凝りがあるのが自分でわかりました。腰に打った鍼のズーンとした感覚が足先にまで届きました。そして一気にその範囲まで血流が行きわたり、筋肉がゆるむのがわかります。
治療後は温泉に入ったようにすっきりしました。手足が暖まり、視界がくっきりとしました。自分の身体が思うように動くことのなんと素晴らしいことか!ただここまでこっていると一回の治療ではまだだめです。気を緩めて無理をするとまたもとに戻ってしまう。再び週一回の治療に戻すと同時に身体をやすめ、自分でお灸をしたり、打てるところに鍼を打つ必要がある。
背中や腰に自分で刺せたらいいのですが・・・阿修羅像のような六本腕がほしいところです。
改めて認識したのは、不調というものは徐々になっていき、いつしかその不調が当たり前のようになってしまうのだ、ということです。でもそれは肉体に相当な負担をかけているし、精神にも少なからず悪い影響を与えると思う。自分の好不調を把握しておく必要は大切なことです。
どんなに忙しくとも毎週必ず鍼灸治療を受けようと決意しました。
お大事になさってください。
ブログ, 東洋医学, 鍼灸
2015.11.06 Fri
ハロウィンイベント、風邪の引きかけの対処について
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。
世間ではハロウィンは昨日、今日ということですが、八王子南口のハロウィンイベント、ハニーズガーデンは先の25日に大盛況ののち無事に終了しました。当院での山本はるかさんの展示および、お絵かきイベントにも沢山の子供たちが参加して大にぎわいでした。子供たちが書いた作品は来年のハニーズガーデンのマスコットキャラの衣装になるようです。素晴らしい。山本さんの展示は患者さまに好評なので、公開期間を延長して今週も展示することにいたしました。院内の雰囲気も柔らかい雰囲気で心が和みます。
祭りの後は何となく、もの哀しいものです。朝は寒く、日が落ちるのも早くなってきました。風邪を引く方も増えてきたように思います。風邪でなくとも、喉がかれていたり、鼻をすすっていたり、といった症状が増えている。
朝起きたらどうも体調がいつもと違う、風邪っぽいな、と感じることは嫌なものです。これから仕事や用事があるといった場合は尚更です。そういった風邪の引きはじめには、首から背中にかけてぞわぞわっと嫌な感じがするときが多々あり、東洋医学ではこの場所から風邪が入り込むといわれています。このような場合には大椎といわれるツボを温めるのが非常に効果がある。大椎は首を前に曲げたときに首の後ろにぼこっと飛び出る骨のすぐ下の凹んでいる場所にあります(下図)。

ここをせんねん灸で、熱くなってきたなあ、と感じるまで温めます。目安は大体3~7壮くらいでしょうか。せんねん灸には熱さのレベルがあるのですが、(熱すぎるのを我慢しすぎてはだめです。火傷になってしまいます髪の長い方は髪を焦がさないように気を付けて、できればご家族の方にやってもらうのがいいかもしれません。お灸に慣れていない方は、ここを熱いシャワーや、ドライヤーなどの温風で、あたたまってきたぞ、と感じるまで温めます。十分にあたたまったら、葛根湯を飲むと更によいです。あれはとてもいい薬で、風邪だけでなく肩こりにもきき、どこの薬屋でも安価で売っている。素晴らしいですね。
ただこのやり方はインフルエンザや、風邪の真っ最中にはあまり効果は出づらいです。しかし、風邪の引きはじめにはとても効果がありますよ。
下の写真は上記のハニーズガーデンのイベントの写真です。素敵な展示してくださった山本はるかさん、当院のデザインを手掛けてくださり、今回のイベントの発起人であるTRICKYの高須賀文子さん、私です。それぞれ小さなバイキングビッケ、インドの破壊神カーリー(すごい!)上杉謙信に仮装しております。仮装はいいですね。違う自分になれるというか。毎年楽しみなイベントです。
お大事にしてください。

ブログ
2015.11.01 Sun
Yamamoto Harucaさんの展示をやっています
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。かもめ鍼灸治療院は八王子南口で今月25日に行われるハロウィンイベント、ハニーズガーデンの開催に伴い、10月20日~11月1日まで、アーティストのYamamotoHarucaさんのイラスト、立体の作品の展示をさせていただいています。
山本さんの作品はとても可愛らしいでなく、思わずおっと目に留めてしばらく眺めてしまいます。何かが心にひっかかるのです。それは彼女の作品が完全に一つの世界を作り出しているからだと思います。すぐれた創作物は時として現実以上に現実的な世界を作るものです。見る者の想像力を無意識のうちにかきたてられる。あるいは別の次元で本当にこの世界はあるのではないのかしらと思わせ説得力があります。
なぜそうおもわせるのか。山本さんが作品の中のほこりちゃんや、ハチ男やハチ子ちゃんたちにとても優しい愛情を注いでいるからなのでしょう。そしてそれを作品に伝える技術がある。見るだけでそれは伝わってくる。
もともと私は美術大学で映画の勉強をしていました。元々はSFやファンタジー、ホラーといったフィクションを作り出す作家になりたかったのです。紆余曲折あっていまは鍼灸師になりましたが、あのまま自分の好きな道を突き進んでいたらどうなっていただろうかと、ふと思う時があります。
創作活動で頑張っている色々なジャンルの作家さんは本当に尊敬しています。
創作活動をする作家さんたちをすこしでも応援できたらな、と思います。
お大事にどうぞ




ブログ
2015.10.20 Tue
膝の痛みに対する治療
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。ここのところ膝の痛みを訴える患者様を診る機会が多いです。運動のしすぎであったり、膝に体重を乗せる仕事が増えた、だとか、昔の古傷が季節の変わり目に痛みだす、とかそういったことで痛みを訴え、来院されます大抵の方は階段の上り下りや、運動時、歩行中、正座の時に痛みが強くなる傾向があります。
ところが膝の痛み一つでも膝だけに原因があるわけではなく、腰や股関節に原因がある場合があります。そうなるともちろんその部位にも鍼を打つ必要がある。膝に鍼を打ち、今一つ改善がみられない時に東洋医学的な見立てをして、膝とはおよそ関わりのないような部位に鍼をすると痛みが軽減することもよくあります。
下の写真は階段の上り下りが辛い20代女性の治療風景の一部です。(患者さまにはブログに載せることへの許可はお取りしております。)患部に冷えがあると血行をよくするために赤外線で温めます。写真が赤いのはそのためです。

施術後に段差を上り下りしてもらったところ、痛みはなくなり、わずらわしさが消えたということでした。このように鍼がすぐに効果を出す場合も多いです。しかし症状によっては、例えば年齢を重ねることにより、膝それ自体が変形(変形性膝関節症)してしまって痛みを起こしている場合などは、定期的にケアをしたほうが良いにこしたことはありません。
また、動作にもよりますが、膝は体重の3~5倍の負荷がかかると言われており、体重があればあるほど膝にかかる負担が大きくなります。だから、体重を減らしたり、体重をささえる太ももや足の筋肉を付けてあげることが自体が治療になるわけですね。ある意味で日常生活の毎日のケアは一回の鍼の治療よりも大事なことなのです。
八王子は、冷えたと思ったら、Tシャツでないと過ごせないような暑い天気になったり、雨が急に降ったと思えば、またカラっと晴れたりして、何かと過ごしづらい天気が続いています。傘を手に持つのも結構骨ですね。傘というものは濡れることを避ける、という意味では昔からあまり進歩をしていないのかしらと思います。日本昔話などにでてくる、わらで出来たみのや、かさなどから原理的にあまり変わっていないというか。世界中の情報があっという間に手に入ったり、地球の裏まで行くのに一日足らずで行くことのできるこの時代に、手がふさがらずに使える傘は開発できないのかしらと思います。歯医者さんのドリルの音とか。あるいは、そうもいかない事情があるのでしょう。
お大事にしてください
かもめ鍼灸治療院
ブログ
2015.10.19 Mon