トクスエブログ

美顔鍼について

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子はまだ暑いです。とはいえ、うだるような極端な暑さがなくなってきたように思います。

秋の虫の声もちらほらと聴くようになりました。少し、もの哀しいと友人が昨晩言っておりました。

 

 

先日、同じ施術所で治療をしていた原口先生が治療を受けにきてくてくれました。同業者として、様々な共通の話題で盛り上がり、大いに刺激になりました。写真は美顔鍼をしているところです(先生の許可は頂いております。)

 

 

 

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さて、美顔鍼については過去のブログで言及しました。引用になりますが、美顔鍼は鍼により顔の筋肉を収縮させてたるみを上げたり、顔の血流を上げることで皮膚温を上昇させて、代謝を活発にさせます。結果肌がつやつやしたり、目が大きくなったり、輪郭が引き締まったりします。ものすごく簡単に言えば、頚肩こりと同じく、顔のこりを取るのです。そして、美顔鍼で効果を出すのに大事なことは、鍼による刺激以上に、首肩回りの筋肉のこりを取らなければいけないということです。

 

そして、実際どの程度刺すの?という質問をよくいただきます。顔に刺す鍼だから、気になるのも無理はないなと思います。

 

 

かもめ鍼灸治療院では、顔面のみに血流が行くことを防ぐため、手足に鍼を打ち、手足に血流を誘導したのち、頭部と顔面部に20前後の鍼を打ちます。刺す場所はおおむね一緒ですが、やはり人によって異なります。刺す深さは皮一枚程度です。顔の筋肉は体の太い筋肉と比較するととても薄いので皮一枚程度の深さでも十分に効果が出ます。時として、咬むときに使う筋肉にすこし深めに、5~10㎜程度刺すときもあります。

歯を強く噛みしめる癖がある方はとても多く、無意識に歯を食いしばり、肩こりや頭痛の原因となる場合も少なくありません。肩こりがある方は知らないうちに歯を噛みしめている可能性があるかも。

 

また、同じ顔に打つ場合でも、例えば耳鳴りや難聴などの場合にはもっと深く刺します、これは耳の中の血流を十分に巡らせるためです。また、話がそれました。3行以内で読みやすい文章を書くことが理想ですが、これはどうすればいいのでしょうかね。

下は原口先生の鍼灸ブログ、「ねころび鍼灸道」です。鍼灸や健康法について書かれています。当院もとても丁寧に紹介してくださりました。下は、ねころび鍼灸道のブログタイトルです。

 

 

「腰痛や腰の張りを取るにはおしりに鍼をするのも効果的」

 

「髪の毛のように鍼は細い」

 

「急性カフェイン中毒って知っていますか?脱水がおきやすい夏は要注意」

 

 

非常に好奇心をそそる記事で、非常に簡潔かつ丁寧で読みやすい。健康に気を遣っている方は是非ご一読ください。とても興味深い記事だと思います。

「ねころび鍼灸道」↓

http://nekorobi.info/archives/907

 

 

お身体に気をつけてください。

 

かもめ鍼灸治療院 徳末

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つぶやき, ブログ, 東洋医学    2015.08.17 Mon

練習

木曜日は都内の治療院に行きます。この日は時間がある時は先生同士で色々な知識や技術を交換します。自分には思ってもいなかった治療法をどの先生も惜しげもなく披露してくれます。

 

 

これは鍼に電気を流す治療法です。大昔に自分で受けてみて刺激が強いとおもってそれ以来敬遠していたのですが、昨日行って非常に効果を感じたので人によってはいい治療の選択なのかもしれないと思いました。

 

 

一人で治療院をやっていると、治療法や、ものの見方が狭くなってしまいがちですが、この週一回の勉強会のような時間は、自分にとっては視野を広めてくれる貴重な機会であり、とてもありがたく思います。blog1blog2

つぶやき, ブログ    2015.08.07 Fri

自律神経について3(副交感神経・自律神経の乱れ)

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。毎日暑いです。八王子も猛暑が続いています。暑さによって体力を消耗したり、冷たいものを摂りすぎて体調を崩される方が多くなりました。この気候での体調管理は難しいですね。

 

 

 

今回は自律神経の、副交感神経のお話を少し。自律神経の交感神経は、活動時、闘争時など身体が活発に動いている時に働く神経であることに対し(前回のブログ参照)、副交感神経は身体がリラックスしているときに働きます。例えば食事のとき、寝ているとき、お風呂に入っている時などです。副交感神経が働くと、例えば、睡眠のときに光をとりいれないよう、瞳は小さくなります。食事に血管は広がり、全身に血液を送ります。食べ物を消化しやすくなるように、胃酸を出し、腸をうごかします。他には、血管を広げることで、血液を全身に送り、全身を癒したり、排泄を促したりします。考えてみれば、食事や睡眠、排泄などはリラックスしなければできませんね。

 

 

 

副交感神経は交感神経と逆の働きです。そして、様々な環境にあわせて、身体を最良の状態に調整するのがこれら二つの相反する自律神経です。人体はたいしたもので、非常に高性能の環境適応性質を持った機械のようなものです。この自律神経がバランスよく働いてくれると、活動的な時と、休息している時の両方の生活が健康的にとれるようになります。例えば元気に仕事をこなし、快食、快便、その日の疲労をとる良質な睡眠がとれる、それはどんなに素晴らしいことでしょう。

 

 

 

しかし現実はそんなにうまくはいかないようです。というのは自律神経というものはストレスに対して弱く(この場合のストレスは精神的ストレスはもちろん、温度、気候、湿度などから受ける肉体的なストレスも含む)、あまりにもストレス下に晒されて緊張状態が続くと、この自律神経の働きが乱れてしまう。そもそも自律神経は自分の意識しないところで、身体を最適な状態にする機能です。その機能が乱れて、身体を最適な状態にできないどころか、逆に身体を悪い状態にしてしまうことがあります。

 

 

 

そもそも交感神経と副交感神経は逆の働きをします。どちらかが働くべきときに働かない、あるいは両方が働いてしまう。これは困ります。休息を求めているのに神経は闘争時の反応をとってしまう。例えば、遠足や試験、旅行などのイベント前夜に眠れないなどというのは誰でも経験したことがあるかと思います。眠れぬ夜は長くて、つらい。他には、通勤電車でお腹が痛くなりトイレにいきたくなってしまったり、食べたいのに食欲がでなかったり、胃が痛む、etc…。

 

 

 

意思とは無関係に自律神経は身体を最良の状態にしようとする非常に高度なコンピュータのようなものです。しかしその機能が上手にはたらかず、通常とは違うことをしたのなら不調が出るのは当たり前です。高機能ゆえに乱れてしまうと大変です。コンピュータがやられたロボットというか。パソコンとか電化製品なんか壊れたら頭を抱えてしまいます。

 

 

厄介なのはそれが「自分の身体」で、しかも「意思とは裏腹に動いてしまう」、というのが非常に難儀です。意外と融通のきかないのも困ったものです。自律神経の不調についても書こうと思いますが、長くなったのでまた次回に。

 

 

 

お身体に気を付けて、ストレスをためこまぬよう(中々難しいことではありますが)

 

かもめ鍼灸治療院 徳末

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログ    2015.08.04 Tue

自律神経について2(交感神経)

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。

八王子はとても暑いです。一昔前は35℃を超えると天気予報などで取り上げられたように思います。今は35℃など当たり前になってしまいましたね。」

 

 

さて、前回の記事で、環境に合わせて身体を最適の状態に整えることに大きく関与しているのは、自律神経で、そして自律神経には交感神経と副交感神経の二種類があると簡単に述べました。

 

 

交感神経は活動時、ストレスを受けた時に働きます。交感神経は「闘争と迷走の神経」と呼ばれています。戦う時、逃げる時、身体に危機が陥ったときには周囲の情報を沢山取り入れなければいけない。瞳孔は猫科の動物のごとく拡大します。全身の筋肉に血液を送らなければいけないの で、心臓の動きを活発化させ、血圧を上昇させます。新鮮な酸素を多く取り 入れるために、気管を広げます。闘争時に排泄がしたくなったり、食べ物の消化に時間をかけたりする余裕はありません。肛門や膀胱の筋肉を閉めたり、胃腸の機能を抑制したりします。

 

 

その他、怒っている犬や猫は毛を逆立てます。これは体の熱を逃さないようにするため、また体を大きく見せて敵を威嚇するんです。人間も怖い体験をしたとき、寒いときには鳥肌が立ちます。これも犬や猫と原理は同じなのですが、現代の人間は毛皮のようなものはありません。熱も逃げてしまいますし、体も大きくは見せられません。昔の人間の先祖が弱く、まだ外敵に脅かされていた時代の名残りなのでしょう。

 

 

映画「風の谷のナウシカ」で主人公のナウシカが、父を殺された時にぶわっと髪の毛を逆立てるシーンがあるのですが、あれは交感神経を活動させているという意味で、とても象徴的なシーンだと思います。私見ですが。

 

 

交感神経は人間が活動しているときに存分に身体の能力を発揮してくれるようがんばってくれている神経です。対して副交感神経は人がリラックスしている時、休息している時に働く神経です。長くなったのでそのお話は次回に。

 

それにしてもとても暑い!熱中症等になりませんよう、冷房を適切につけて、水分をしっかりとりますよう。お身体に気を付けて!

 

かもめ鍼灸治療院

徳末

 

 

 

 

ブログ    2015.07.27 Mon

自律神経について1

 

変化というものは往々にして段階を経た方が順応しやすいものです。

 

 

白から急に黒に変わったり、黒から急に白に変わったりするような極端な変化は、影響されるものにとっては大変です。弱いものならば、その変化に適応できなくなり、強いものでもなんらかの影響はうけるでしょう。
そして変化を起こす側の規模が大きければ大きいほど、その影響を受ける側も多くなるものです。一概には言えませんが、おおむね、変化の量は少しずつの方がいいと思います。黒と白の間には灰色の幅は多い方がいい。

 

 

最近の天候の変化も同様で、じめじめとしたひどい湿気が続いたかと思えば、真夏のような天気が続き、昨日今日は雨降りときている。当然ながらその下で暮らす人間としてもその影響を受けます。人間の体は高性能のコンピュータのようなもので、周囲の環境に順応するように非常にうまくできています。

 

 

上記のような天候の変化にも対応するようにできている。これは人の意思で行われているわけではありません。暑いから体温を下げたい、だとか運動しているから心臓を早く動かせ、とか消化を助けるために胃液を沢山だしたいなあ!ということは当然自分の意思では行えません。

 

 

昔の博物学者であり民俗学者で著名な南方熊楠は自分の意思で自由自在に嘔吐することが可能だったそうです。腹の立つ相手には吐しゃ物をかけていたらしい。これは例外でしょう。

 

 

さて、この環境に合わせて体内を最適の状態に整えてくれるものが、自律神経というものです。意思とは裏腹に、独立して身体の働きを整えるから「自 律」神経という。自律神経には交感神経と副交感神経の二種類があります。ざっくりいえば、交感神経は、活動時、闘争時などに働く神経です。 対し、副交感神経は休息時、リラックス時に働く神経です。

 

 

竜頭蛇尾ですが、次回に続きます。3行程度で終わらせるのを目標にしていますが、中々上手くいきません。

八王子はとても暑いです。しっかりと暑さ対策を。極端に暑い時は、無理せず冷房をしてくださいね。

 

お大事にしてください。

かもめ鍼灸治療院

 

 

ブログ    2015.07.21 Tue

つれづれ

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です

 

昨日今日と八王子は久々に夏日でした。久しぶりに自転車に乗って通勤できて良かったです。

ここしばらく、長く雨が降ったり、じめじめした日が続きました。七夕の日もぱっとしませんでしたね。思い返すと七夕の日は自分の経験では晴れたことは殆どなかったように思います。小学生の時に天の川をみたいと思っていましたが、大抵雨か曇りでした。

 

当時の学習誌に天の川は、ミルキーウェイという別名があったのを思い出しましたね。なんだかおいしそうな名前だな、と思ったものです。そうそう、その元のお話が、ギリシャ神話の女神ヘラの母乳から来ているとイラスト付きで描いてありました。あの本はやたらギリシャ神話関係について載っていたように思います。特に女神ヘラのエピソード沢山あってそれが怖かったんです。「なぜだろう なぜかしら」という本でしたね。あれは、いい本だった。

 

このブログを書いていて、数十年ぶりに思い出しました。記憶というものは不思議なものです。過去にその出来事が果たして起こったのだろうか、と思う時があります。いらない記憶は、パソコンの使わなくなったデータのように、脳のどこかで眠っているのでしょうか。その記憶が今回のようにブログを書くことが引き金となって起こされた。

 

今回は天候の話から自律神経について書こうとしたのですが、話が飛んでしまいました。でも脱線は嫌いではありませんし、それが自分の本当に書きたいことなのだなと思います。

 

昨日、友人から開院のお祝いをいただきました。お祝いの手紙付きで嬉しくなりました。この花はなんでしょうかね。花の形をしたカマキリが擬態する花によく似ています。ランの仲間ですかね。

 

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 週間天気では来週末はパッとしなさそうな天気です。体調管理に気を付けて。

お大事にしてください。

 

かもめ鍼灸治療院

ブログ    2015.07.11 Sat

コーヒーの木

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は大分夏らしくなってきました。

開業にあたり、色々な植物をお祝いにいただきました。動物が好きで、色々な動物を飼ってきました。

 

しかし植物は食虫植物か水草しか飼ったことがなく、敬遠していたのですが、育て始めて植物は中々あなどれない、面白いと思うようになりました。

 

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これはコーヒーの木です。このホームページをデザインしてくれたTRCIKYさんから頂きました。どんどん若芽がでて、ニョキニョキ伸びて、面白いです。

 

なにより楽しみなのは、コーヒーの木の実はものすごく美味しいらしい。

昔、料理漫画で読んでとてもおいしそうだったので是非一度食べてみたいと思っていました。どんな味なのか非常にたのしみです。捕らぬ狸の皮算用ですね。

 

気温が上がると調子が良くなった、という患者さんの声をちらほらきくようになりました。

お大事にしてください。

かもめ鍼灸治療院

徳末

 

ブログ    2015.06.29 Mon

 

 

 

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子南口の七夕WEEKということで、空き時間に笹に飾る折り紙を折っていたのですが、これが面白くしばらく時間を忘れました。image1(4)

クモの折り紙はなかなか作りごたえがありました。外にでたら、笹飾りワークショップのこどもたちが手作りの飾りを飾ってくれていまし

た。

image1(6)ときに、七夕に飾る短冊の色は 青、赤、黄、白、黒(実際には

紫)の五色でこれは鍼灸の思想でもある五行説に基づいています。あらゆる万物は 木、火、土、金、水 の五つの属性に分別され、お互いに生みあい、対立しあって世界を構成しているという考えです。

 

 

 

さて、五色の基準には諸説ありますが、メジャーなもの

は、青は生い茂る木を、赤は火を、黄は大地、地面を、白は金属の色、黒は水や夜空を現しているといわれます。短冊の五色は世界の仕組みをあらわしているんです。五行の話はまた詳しく。

 

お大事にしてください

 

かもめ鍼灸治療院

徳末

 

ブログ, 日常のこと, 東洋医学    2015.06.27 Sat

七夕WEEK限定メニューのお知らせ

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。参加させていただいている八王子南口商栄会で、七夕WEEKというイベントを6月24日~7月7日まで開催しています。

 

かもめ鍼灸治療院の限定メニューは

鍼灸全身治療

6000円→4800円

美顔鍼レギュラーコース

7000円→5600円

にて治療させていただきます。

 

色々なお店が七夕WEEK限定サービスをしていますので、是非八王子南口におこしくださいね!

 

七夕は、小学生の時分に、体育館で短冊を書いたり、名称がわからない綺麗な紙かざりをつくったり、割りばし鉄砲なんかを作ったものです。自分の割りばし鉄砲は我ながら良くできたと自画自賛したものです。懐かしい。

 

 

 

もうすぐ、夏です。

 

かもめ鍼灸治療院

徳末

 

 

 

 

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ブログ    2015.06.26 Fri

湿邪について

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。

いかにも梅雨という日です。こんなに湿気が多いとやれやれです。四季があるのは素晴らしいですけど、やはりカラッとした晴れが見たくなります。

 

外部の湿気が多いと、体の方の水分が余分にたまってしまう状態が起こりやすい。外の湿気が多すぎて身体の湿気の行くところがなくなるというか。こういった状態をつくりだすのが東洋医学で湿邪といわれます。

湿邪により、身体の水分の代謝がうまくいかないと手足を動かすのが何となく重い、体全体が重怠い、むくむ。また湿邪は消化器にダメージを与えやすく、食欲低下、胃もたれや下痢等も引き起こすとされます。それで消化器の機能が落ちて栄養がとれなくなと免疫が落ちて風邪もひいてふんだりけったりになったりします。

 

外気だけでなく、それに追い打ちをかけるのが冷たいものや生もの、水分の摂りすぎです。水でアップアップしている体にさらに水を入れたり、冷やすことは、溺れている人がいるプールに追い打ちの水や氷をドボドボ追加するようなものです。

結局暖かくて消化のいいものをとるのがいいわけですが、もし健康ならば、過度に冷たいものは取らず、バランスをとって温かいものもとった方がよいでしょう。あとは水分代謝を適度に身体を動かしてあげるということでしょうか。どうも文章が長いので湿邪のお話はまた別の機会に。

 

image1(1)先日、古くからの友人二人から花を貰いました。ありがたいことです。あじさいとひまわり、いい組み合わせですね。

 

 

 

つぶやき, ブログ, 東洋医学, 鍼灸    2015.06.19 Fri

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