トクスエブログ

自分で頭痛を治す

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子はとても暑いです。今年は例年以上の暑さになるようです。水不足も懸念されて心配ですね。

 

今日は自分の頭痛を治した話を。今年から、忙しくなったり、仕事が終わると、左の側頭部にから目の奥にかけてひどい痛みが出るようになりました。痛みが強いので仕事に差しさわりがあっても困るし、万一何かがあっても嫌なので、脳神経外科でMRIを撮りました。すると、髄膜腫が右側にあるということでびっくりしましたが良性なので問題はなく、今回の頭痛は脳の方が原因ではないとのことでした。余談ですが、自分の脳みそを見るというのはなんとも妙な気分です。こんな灰色の塊が自分の思考や記憶を司っているとは、中々現実感がないものです。

 

 

とりあえず、入浴後に楽になり、首を動かすと痛みが強くなるので、首の筋肉が関与していると思い、首と頭の付け根のつぼに軽く鍼をしたのですが、5分くらいは痛みが軽快するのですが、またすぐ元にもどってしまう。手首にある頭痛のツボ、このツボは時として頭痛に対し著効を示すことがありますが、効かず。

 

 

そこで、もっと奥の筋肉が凝っているのではと思い、よく触ってみると、j表面は柔らかいのですが、左首の首回り、特に横の筋肉と、側頭部の筋肉が右に比べて強く固くなっていた。そこを押すとじんわり頭痛も強くなります。そこで鍼を二回りほど長く太くして、首に5~6本、頭に3本ほど深く打ち込むと、ズーンとした強い感覚がありました。頭痛も一時的に強くなりました。それでも、鍼を放置すると段々筋肉が柔らかくなるので、暫くそのまま我慢します。

 

頃合いの時間をみて鍼を抜くと頭の痛みが三分の一位になっていました。首や頭を動かすと痛みはありますが明らかに楽になっている。強い鍼を打たれた後特有の痛みというかもみ返し感は強かったのですが、夜になっても頭痛がないので、これは鍼で治せるな、と思いました。もみ返しのような痛みがある時は連続で鍼を打つと一気に良くなる場合が多いのです。翌日同じように鍼をうったところ、痛みが全くなくなり、それ以降は今に至るまで頭痛に悩まされることはないです。

 

 

 

 

 

 思い当たる原因を自分で探したのですが、まず忙しく週一回受けていた鍼治療ができず、3週間ほど間が空いてしまったことがひとつ。もう一つは自分が施術の際に無意識のうちに左の顎を強くかみしめ、かつ左に首を傾けている癖があり、首周辺と顎回りの筋肉が強く緊張していたと思われます。施術のあと頭痛が起こる原因がわかりました。あと一つ、一番のストレス解消の釣りに行けなかったのも大きいと思います。大真面目に。とりあえず、痛みがないということは本当にいいことですね。

 

 

鍼を打った時の感覚についてはこちらのブログを参照くださいhttp://kamome-acp.com/blog/713

鍼の症状による大まかな治療回数はこちらhttp://kamome-acp.com/blog/720

 

 

 

どうぞお大事になさってください

 

かもめ鍼灸治療院

 

 

 

ブログ, 鍼灸, 鍼灸    2016.07.19 Tue

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