こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。
寒暖差の身体の影響への記事はこちら→https://kamome-acp.com/blog/567
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こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は大分涼しくなりました。もう少し残暑があった方が夏の名残りを感じることができるのですが。少し寂しいですね。先日、一気に気温が下がったときがありました。その時は今までは良かったのに急に調子を崩してしまった患者さんが増えました。。腰痛や肩こり、腕が上がらないなどの運動器疾患や、他に身体の怠さや頭痛などの、特に原因もないのに調子を崩す症状も多かった。
そういった人に触ってみるとわかるのですが、体の温度がいつもより明らかに低く、ひんやりしています。冷たさがなぜ痛みや体調不良を引き起こすかというと、ここ数回のブログとかぶりますが、大事なので何度も書きます。
大雑把にいうと寒いと筋肉が硬くなり、その中にある神経や血管が締め付けられます。神経が締め付けられると痛みがでます。血管が縮むと酸素や栄養がその筋肉に行きわたらなくなって栄養不足に陥り、ますます筋肉が硬くなってしまいます。また背骨の横に自律神経が走っていますが、背骨の横の筋肉が硬くなって自律神経を締め付け、怠さや眠さ、今一つ本調子ではないといった症状がでる。
これからは夏の疲れも出てきます。いつも以上に体調管理につとめる時期ですね。
どうぞお大事にしてください。
かもめ鍼灸治療院
写真は釣ってきたカサゴです。これは味噌汁にすると濃いだしがでてとてもおいしいです。しかし驚いたのは、カサゴの肝を刺身に乗せて食べたのですが、これが、肝が一番おいしいと言われるカワハギに勝るとも劣らない位味が良かったのです。もし新鮮なものを入手する機会があれば、是非お試しください。
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は大分春らしくなってきました。桜の花も満開間近になってきて、楽しみですね。
季節の変わり目には毎回似たような話題を書いているのですが、体調を崩しやすい人が多い。風邪でもないのに風邪っぽかったり、食欲が今一つでなかったり、疲れが抜けきれなかったり、etc…いずれにせよ、何だかわからないが万全の体調ではない、という症状が増えています。
冬の気候に身体が慣れていたところに、春がやってきて、中々その気候に慣れてくれない時にこういった症状が起きやすいです。こういったものは自律神経が関与していることが多いです。人間の環境適応機能に働いてくれているのが自律神経だからです。医者に行ったら病気などではなく、自律神経失調症だ、等と言われた、などというお話もよく聞きます。
(自律神経の過去のブログはこちらです→https://kamome-acp.com/blog/539
大雑把に言うと、自律神経は背骨の横を沿うように走っています。背骨の横の筋肉が硬いと自律神経が硬い筋肉によって締め付けられてしまいます。おまけに固い筋肉の中を通っている血管も同様に締め付けられているので、血液による酸素や栄養を十分に送ることが出来ません。結果自律神経の働きもうまくいかなくなってしまう。自律神経の症状のある方は腰痛や肩こり、背中の痛みがあることが非常に多いです。
鍼で硬くなっている筋肉を柔らかくしていくと、血管や自律神経への締め付けがなくなり、正常に機能するようになります。改善度はかなり高いのですが、心的ストレスが原因の自律神経失調症は治るのに時間がかかります。逆に、そのストレスの原因が取り除かれれば、嘘のように症状が消えることがあるので、人体とは不思議なものです。いずれにせよ、定期的に背中の筋肉を柔らかくするにこしたことはありません。
どうぞお大事にしてください
先日、映画「キングコング 髑髏島の巨神」を観てきたのですが、これぞエンターテイメント映画だ!という感じで非常に楽しめました。大画面で観るのがおすすめです。怪獣や荒唐無稽な話が好きではない人にはお勧めはしづらいです。
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は日に日に寒さが増しているようです。寒くなってくると知らず知らずに筋肉がこわばるので、腰痛や肩こりなどもいつもより症状が強くなりがちです。風邪を引いている患者さんも増えてきました。
以前本でよんだのですが、細菌にトカゲに感染させた実験について。
まずトカゲを細菌に感染させ、高温で飼育するグループと低温で飼育するグループに分ける。トカゲは自分で体温を変えられない変温動物なので体温が部屋の温度になるわけです。しばらく飼育してみると飼育温度に比例して生存率が上がった。20℃で飼育したトカゲは全滅し、40℃で飼育したトカゲは生存していたそうです。
また、高温飼育のトカゲに解熱剤を投与したところ、そのトカゲ達は全て死んでしまったのに対し、投与しなかったトカゲは一週間後でも9割以上が生存していたそうです。
体温が高いことは病原体の作用を抑制し、免疫力を上げるのです。発熱は病原体が作りだすということではなく、自分の身体が病原体と戦う為に起こっているのですね。となると、寒い時に体を暖めるということは理にかなっているわけです。
対して解熱剤を飲むこと病原菌に有利な環境を与えることになる。
とはいえ、どうしてもやらなくてはならない用事や仕事がある時は解熱剤の一つや二つは飲みたいものです。現実との折り合いが中々難しいです。
だとするなら、体を冷やさないよう気を付け、最初から身体を暖めることが重要になってくる。風邪になる前に、風邪にならない身体を作ることが理想ですね。
先日、立川の昭和記念公園に紅葉を、多摩動物園に動物をみてきました。
紅葉なんて本当に久しぶりに見たんですが、綺麗ですね。どちらかというと動物の方が好きなので、あまり植物に目がいかないのかも。動物園はすごくよかったです。あそこにいるバクの毛皮はフリースのようで、あたたかそうだと思ってついみてしまいます。立川や高幡不動といった近場にこういう設備があるのは良いですね。
どうぞお大事になさってください。身体を冷やしませんよう。
かもめ鍼灸治療院
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子はとても寒い!この間の雪では、院の前の雪かきをしたのですが、何せ、雪かきなぞ生まれて2回位しかやったことがなかったので、えらく骨が折れました。そして雪道を転ばないように歩いたせいで、普段使わない筋肉がとても痛く、固くなってしまった。雪国にすんでいる方はすごいですね。
話は少しとんで、軍神と恐れられた戦国大名の上杉謙信に率いられる越後(新潟県)の兵士は、武田信玄の兵士と並んで、当時日本一強い兵と呼ばれていたそうです。
謙信は信玄と戦ったり、関東の北条氏と戦う為に、標高1㎞以上ある雪の三国峠を生涯13回も越えていきました。(下は三国峠です)
車も除雪機どころか、舗装された道もないであろうこの時代、こんな場所を、歩兵と騎馬で乗り越えていくのですから、越後兵の足腰は想像もできないくらいすごいものだったのだなと思いました。環境が厳しい場所で育った兵士は強いといわれますが、それはあながち間違いではない気がします。
前回降ったような雪でゼイゼイ言っているようではだめですね笑
さておき、このところ雪かきをきっかけとして腰や殿部、首肩が痛くなったという患者様がとても多かったです。例えば、いつも右腰が辛かった方でも、肩が痛んだり、膝が痛んだり、同じ腰でもいつもとは違う場所に症状を訴える方が多かったように思いました。あの雪は雨を含んでシャーベット状になっていたようです。そういった雪は重くなるそうです。確かに、重かった。膝と腰にズンっときました。それを除去しようとスコップを振ればそれは体に負担がかからないわけがありません。
いずれにせよ、なれないことをやると、腰痛や肩こり、その他の症状の原因になるということです。下手をしたら滑って転んで頭を打ってしまうような大事になってしまうかもしれない。とはいえ、あの積雪を放置するわけにもいきません。困ったものです。もうしばらく雪はいいかな。
でも、雪の積もった朝のしん、とした感じとか、窓を開けると一面の銀世界という風景はとても素敵だと思います。私は子供のころ冬に雪がない地域に住んでいました。稀に雪が降り積もった朝、妹や犬と一緒に遊んだものです。その頃の楽しかった記憶が無意識のうちに呼び起されているのかもしれません。
寒さには気を付けて、風邪もとても流行っています。お大事にしてください
かもめ鍼灸治療院
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子はずいぶんと寒くなってきました。体感的に都内よりも、気温が2度ほど低いように感じます。
さて、週に数回、都内に鍼灸治療に行くのですが、電車に乗っていると老若男女、結構な人数がスマホを操作しています。私も暇があればちょこちょこ覗きます。
スマホはすごい発明だと思います。自由に持ち運べるパソコンを皆が持っているようなもので、コミュニケーションの手段として、インターネットでの情報の収集、ゲームをしたり本まで読むことができる。
個人的に、本は著作権が切れた古典の作品が沢山読めるようになっているので、非常に重宝しています。この間は「宝島」を読みました。あれは現代でも胸が躍る素晴らしい冒険小説です。
どこにでも持ち運べるといった便利さの裏に、LINEなどのSNSツールでネット上での人間関係に疲れたり、情報があまりにも安易に手に入ったりすること(本当に正しい情報か否かは別です)、などがスマホの弊害として話題にあがります。
そういった精神的なマイナス面は置いておいて、肉体的なマイナスの影響というものもあるものです。
スマホが普及しだしてから首肩こりのを訴える方が増加したり、もともとあった首、肩こりの症状自体が重くなっている傾向にあるよう思います。大体においてスマホを見る際は首を前に屈めた姿勢が多い。
頭の重さは体重の約10%といわれています。50㎏の人間だったら5㎏ある。首を前に屈むには当然その働きをする筋肉があります。長時間スマホをやっている場合、その筋肉は5㎏の重さがある頭をその時間の間中ずっと支えていなければなりません。
これはもちろん、首こり、肩こり、背中のこりの原因になります。筋肉は単体で動くわけではないので、時として腰痛にまで派生することもある。さらに派生すると神経を圧迫するヘルニアなどの疾患の原因にもなりかねません。もちろん鍼灸ではこういった頚肩こりの治療は得意分野ですが、また元のようにスマホを使いだすと、結局元に戻ってしまう。
以前ある患者様が、スマホを何とはなしに一週間ほどやめてみたそうです、すると肩こりが感じなくなり、驚くほど身体が軽くなった、そしてなにより気分的にも楽になったと仰っていました。
しかし、スマホは便利で楽しく、現代の日本人には生活の必需品といってもいいくらいに普及している。それを破棄して肩こりを防ごう、というのは無理な話で、昔のファミコンのように 一日一時間というわけにもいかない(というより日常生活の一部に組み込まれている)。中々難しいものです。まだスマホが普及して日が浅いです。そのうち上手に共存できる手段がみつけられたらいいのですが。
本当に寒くなってきました。どうぞ身体を暖かくして冬に備えてください。
お大事にどうぞ
かもめ鍼灸治療院
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です
今回はお灸について書こうと思います。「鍼は痛い?」とはよく聞かれますがお灸については聞かれることはほとんどありません。
また、前回フィクションにおける鍼灸のイメージについて少し書きましたが、お灸を使うキャラクターはほとんどいないように思います。
時代劇の必殺シリーズの「必殺仕業人」にやいとや又右衛門という鍼灸師の殺し屋がいるのですが、アツアツに熱して赤くなった鍼を急所に刺して悪人の息の根を止めます。
余談ですがこの「必殺仕業人」は地獄のように暗く陰気な作品なのですが、非常に面白いので、暗い作品が好きな人にはお勧めです。
話がそれました。やいとや又右衛門のやいととは、お灸のことで、関西地方で主にそう呼びます。関西に住む親戚もそういっていましたね。
ところで、お灸は何からできているというと、ヨモギからできているんです。あの草餅の原料のヨモギです。そのヨモギの葉っぱのそのヨモギの葉っぱの裏には非常に細かい白い毛が生えているのですが、あれでできている。と上のヨモギの写真が下のもぐさになるわけですね。
知人の鍼灸師が実際にヨモギを採集して作ったのですが、あの毛の部分だけをとるには乾燥させたヨモギを、すりこぎですって、ふるいにかけることを何回も繰り返し、ひどく骨が折れたようです。
大量にあったヨモギからとれるのはても少ないそうです。すりおろした余った葉っぱの粉なんか、草餅にしたらおいしそうですね。
どうも話が寄り道してしまいます。お灸について詳しくは続きで書くことにしましょう。
梅雨に入りました。八王子は昨晩からふっていた雨もやみ、むしむししています。湿度もあり、温度差も大きいので体調を調節する自律神経は大忙しです。風邪もひきやすくなります。冷たいもののとりすぎや、極端に冷房の温度を下げるのはそこそこにしましょう。
夏にバテバテになってしまうのももったいないですものね。