ストレートネックと骨盤の歪みとは
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は4月に入り、いよいよ過ごしやすくなってきました。
昨日藤森公園に夜桜を見に行きました。綺麗でしたねえ。季節を感じるというのは素敵なことです。
しかし冷えた為昔故障した股関節の痛みがでてきたので、自分で太い鍼を刺して治してしまいました。
今回はストレートネックの話を少し。
ストレートネックは首肩こりで来院された患者さんの多くが第一声にそう診断されたと仰ります。
ストレートネックは、頭を下げる動作が多すぎるとなりやすくなる症状です。通常は柔らかいカーブを描く首の骨(7つある)がまっすぐになってしまいます。
原因の一つは首の周りの筋肉が硬くなりすぎてしまい、真っ直ぐな状態に固定されてしまったものです。
つまり、ストレートネックだから肩こりや痛みが出たわけではなく、肩こりで筋肉が硬くなりすぎてストレートネックになった、ということです。逆なんです。
骨自体が変形している場合以外は筋肉の問題なので、痛みやこりを鍼灸により改善させることができます。
とはいえ骨を元の形に戻せますと言い切れないのは、現代ではほとんどスマホをやPCとは切っても切り離せない関係だからです。
人間がそういう生活を捨てればストレートネックは自然と減るでしょうが、難しいでしょう。
話ついでに、腰痛の問診で、骨盤が歪んでいると言われた、というのもよく聞きます。
これは骨盤の上下左右の位置が正常な場所にないということです。大抵は固くなった筋肉が悪さをしているのですが。
骨盤それ自体が歪んだら困ったことです。
これも骨盤周りの腰やお尻の筋肉を緩めたら元の位置に戻ります。要はものの言い方です。個人的には骨に原因があるように誤解を与える言い方だと思います。
暖かくなっても冷えに気をつけてお過ごしください。
かもめ鍼灸治療院
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2023.04.01 Sat