トクスエブログ

鍼は痛い?

鍼灸を知らない方と話しているとまず聞かれることは、「鍼は痛いの?」ということです。ところで、灸は鍼と同じ位よく使うのですが、灸について言及されることはまれです。灸は少し不遇ですね。

やはり鍼は注射を打ったときのイメージが強く印象に残っているようです。子供のころは予防接種などをうちますし。大人になっても麻酔や採血などで一年に一は注射を打つでしょう。

実際に鍼を打った時に注射のようなズブっと刺さる時の痛みを感じる方はほとんどいません。むしろ鍼を打っている時に感じる「響き(ひびき)」という鍼を打たれたときに感じる一種独特の感覚に驚かれる方がいます。

この感覚はどうにも例えようもない感覚で「ズーン」とか「ミョーン」といった重だるい鈍い痛みのような不思議な感覚です。これは体験してみないとわかりません。

人によってこの感覚にたいする評価は異なり、苦手な方もいれば、これがないと鍼を打った気がしないという方もいます。「おお、これか」と声に出す方もいます。
筋肉のこりが強いほど、比例して響きも出やすくなるように思います。
狙って響きを出す場合もあり、そういった場合は頑固な筋肉の固い部分がふわりとゆるむのがわかります。

鍼の刺激に対する反応は十人十色で、鍼を打つ前に体に立てる鍼管といわれる管を身体に押し立てる動作で(まだ鍼は刺していない)痛いという方もいましたし、響きが好きで好きで「もっともっとやってくれ」とおっしゃる方もいます。ほとんどの人はその間位の反応でしょうか。

いずれにせよ、鍼の感じ方には個人差があり、それは体質だけでなく、その人の性格や、育った環境、体格、性別、そして症状の度合いなど様々な要素によって常に変化するものと思います。不快な鍼があればおっしゃってくださいね。

同じことをしているのに、感じ方は人それぞれ違う。考えてみれば物事はすべてそういったものかもしれません。

 

 

ブログ, 鍼灸について    2015.05.26 Tue

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