トクスエブログ

鍼を打ったときの感覚について

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子はすっきりと晴れています。五月の半ば頃の気候は本当に気持ちがいいものです。

 

 

これまでブログで書いてきた記事と重複する内容ですが、また改めて。かもめ鍼灸治療院で行う鍼はおおまかに二種類あり、刺してもそれほど感じない鍼と、刺した時にズーンとした重い感覚を伴う鍼の2種類があります。ズーンとした感覚は「響き」「得気」といわれています。

前者の軽い鍼は、おおむね健康で、自覚的に身体に問題のない方や、美容鍼をされる方が健康維持の為に受けることが多い。治療の内容について質問される方が多いので、今回は後者のズーンとした響きを伴う鍼について詳しく書こうと思います。

 

 

響きが強い鍼は、強い痛みやこりに対して行います。日常生活に不都合がある症状、例えば慢性腰痛、五十肩、強い頚肩こり、腱鞘炎や膝の痛みetc…。こういう場合は大抵身体の深いところに原因があることが多く、そういう部位は固く凝り固まっています。そして、そこに鍼をきちんと当ててあげないと治療効果は弱くなってしまうことが多い。

 

 

強い腰痛や肩こりなどによる痛みは、筋肉の使いすぎやストレスなどで固まった筋肉が、その中を走っている神経や血管を締め付けて、こりや痛み、しびれなどが出ていることが多い。ですからそこの筋肉を柔らかくしてあげれば、神経や血管の通りもスムースになり、痛みやこりが改善されるのです。

 

 

 

 凝り固まったところに鍼をすると、何とも言えないズーンとした感じを受けます。前述しましたが、これを「響き」や「得気」といいます。固い筋肉はただでさえ緊張しています。そこに金属の棒(鍼)が入ってくればそれを防御しようとして更に緊張が強くなります。そのときにこの響きが起こります。筋肉が硬ければ硬いほどこの響きが強くなるので、患部がどの程度悪いかの目安になります。

また、この感じ方には個人によって違いがあり、これはすごい刺激が強すぎてつらいという人もいれば、動じずに寝てしまう人もいる。そして、しばらく鍼を置いておくと、徐々に筋肉の緊張が解けてきて、柔らかくなってくる。

 

 

寝違えやぎっくり腰などは、1回~2回の治療で筋肉の緊張がゆるんで、大半が完治します。しかし、 慢性的な症状で筋肉がガチガチになっている人は、中々1回で魔法のように治すことは難しい。効果を明確に実感するのは3回目前後が多い気がします。腰、肩、首、膝等の運動器の疾患はおおむね3回~10数回程度の治療で 生活に支障がなくなることが多いです。あまりにも筋肉が硬くなっている場合は20回以上かかってようやく治ることもあります。若い方や、運動を常々している方など、代謝が良い人の方が明らかに治りが早いです。

 

 

 

 2回目の治療以降は筋肉がある程度柔らかくなっているので、響きは1回目より軽くなり、2回目よりは3回目…と治療回数があがるに従って響きもなくなってくる傾向があります。そしてこういった治療は、翌日だるくなったり、筋肉痛のような痛みが出る時がありますが、大体翌々日までに効果が出てきます。

 

 

 

 私は約10年週一回鍼をうけていますが、かなり深いところを治療しても、大体治療直後か、その日の内に良くなります。鍼灸治療の後の眠さ、痛み、怠さなどの症状は、本人の鍼への感受性と慣れ、心理的な要因も大きく関与していると思います。

 

 

 

今回は何だかカタブツな内容になってしまいました。鍼灸以外のこともたまには書いてみようかしら。

 

 

どうぞお大事になさって下さい。

 

かもめ鍼灸治療院

 

 

 

 

 

 

 

ブログ, 鍼灸    2016.05.14 Sat

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