大切な人のように自分をみること
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子はここ最近、比較的暖かい日が続いています。2月もこの感じで3月になればいいのですが。正月の休みも終わり、気が張ってきたのかぎっくり腰や寝違え、その他色々な症状が増えてきています。
今回は自分の健康に関するお話を。自分のことはかえりみないで、親しい人や、大切なペットの健康を気遣うひとは多いように思います。(ペットはしゃべれませんから、必要以上に心を配る必要はあるでしょうが)。
よほどの症状ではない限り自分の健康は、今まで生きていた中での経験則で、自分なりの健康の目安が出来ています。だから「自分のことは自分が一番わかっている」と思うことができる。経験に基づいた主観です。
しかし、自分を好いてくれる人や大事に思ってくれる人にとっては、その人の健康は自分以上に心配なものなのです。その人より客観的に見ることができますから。
自分の健康のことを、親しい人の健康のように気遣うことができれば、生活習慣を変えたり、病気の予防や早期発見につなげることができると思います。
不調なとき、自分のこの症状が好きな人に起こったらどうだろうか?と考えてみることは、自分にも他人にもいいことかもしれません。
先月は映画を殆んど観れなかったので、2月は映画の「沈黙」と「ドクターストレンジ」を観に行きたいです。
どうぞお大事にしてください
かもめ鍼灸治療院
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2017.01.31 Tue
寒さと冷え性
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は先週から冷えが強くなってきました。冬来たる。冷え性の人には辛い季節です。
冷気にじかに当たると血管が収縮して一気に冷えてしまい、体温が下がると免疫が落ちて風邪を引きやすくなったり、内臓の調子も落ちてしまう。女性ですと婦人科疾患にもかかりやすくなってしまいます。
寒さに対しての予防は色々ありますがやはり肌を露出させないことです。マフラーや手袋といった防寒具を着ると着ないでは全然違います。
カイロを貼るのもいいです。最近は貼るカイロがあるので、これを尻の割れ目の上くらいの場所に貼っておきます。背中の場合は肩甲骨の間、もしくは首と胴の境目位の場所に胃の調子が悪い時は前述の背中のカイロからカイロ一枚分下の場所。大事なのは絶対に皮膚の上にじかに貼らないことと、熱くなりすぎても我慢しないこと。低温火傷を起こしてしまい、場合によっては組織が壊死してしまいます。
鍼の場合は腰と臀部の深いところにある筋肉を主に、場合によってはふくらはぎから下の部分に鍼を入れて治療します。治療回数はその人の生活環境にも大きく左右されますが、週一回の治療を3回~5回が平均的でしょうか。自宅でお灸をするのもいいですね。
しかし一番の解決策は寒い恰好をしない、しっかりと休息をとる、あたたかい飲食物を摂る、といったごく基本的なことが一番の冷え性への予防策でしょう。とはいえ忙しい現代では基本的なことが、理想論になってしまうのかもしれません。
難しいものですね。
どうぞお大事になさってください。
かもめ鍼灸治療院
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2017.01.16 Mon