トクスエブログ

自律神経について1

 

変化というものは往々にして段階を経た方が順応しやすいものです。

 

 

白から急に黒に変わったり、黒から急に白に変わったりするような極端な変化は、影響されるものにとっては大変です。弱いものならば、その変化に適応できなくなり、強いものでもなんらかの影響はうけるでしょう。
そして変化を起こす側の規模が大きければ大きいほど、その影響を受ける側も多くなるものです。一概には言えませんが、おおむね、変化の量は少しずつの方がいいと思います。黒と白の間には灰色の幅は多い方がいい。

 

 

最近の天候の変化も同様で、じめじめとしたひどい湿気が続いたかと思えば、真夏のような天気が続き、昨日今日は雨降りときている。当然ながらその下で暮らす人間としてもその影響を受けます。人間の体は高性能のコンピュータのようなもので、周囲の環境に順応するように非常にうまくできています。

 

 

上記のような天候の変化にも対応するようにできている。これは人の意思で行われているわけではありません。暑いから体温を下げたい、だとか運動しているから心臓を早く動かせ、とか消化を助けるために胃液を沢山だしたいなあ!ということは当然自分の意思では行えません。

 

 

昔の博物学者であり民俗学者で著名な南方熊楠は自分の意思で自由自在に嘔吐することが可能だったそうです。腹の立つ相手には吐しゃ物をかけていたらしい。これは例外でしょう。

 

 

さて、この環境に合わせて体内を最適の状態に整えてくれるものが、自律神経というものです。意思とは裏腹に、独立して身体の働きを整えるから「自 律」神経という。自律神経には交感神経と副交感神経の二種類があります。ざっくりいえば、交感神経は、活動時、闘争時などに働く神経です。 対し、副交感神経は休息時、リラックス時に働く神経です。

 

 

竜頭蛇尾ですが、次回に続きます。3行程度で終わらせるのを目標にしていますが、中々上手くいきません。

八王子はとても暑いです。しっかりと暑さ対策を。極端に暑い時は、無理せず冷房をしてくださいね。

 

お大事にしてください。

かもめ鍼灸治療院

 

 

ブログ    2015.07.21 Tue

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