よくあるご質問
鍼は初めてですが、治療は痛いですか?
鍼には独特のズーンとした「響き」とよばれる感覚があります。例えるなら、こっている所を押されたような感覚と似ています。これは血流が悪くなって固くなった筋肉に鍼が当たったときに起きる反応です。筋肉が柔らかくなるほど響きが少なくなるので、患者さまも症状の改善がわかりやすいです。
響きがでることで、効果が得られる実感を持たれる患者さまが多くいらっしゃいます。まれに、皮膚にある痛点といわれる部位に当たると、一瞬鋭い痛みを感じる場合もあります。
痛いと感じられた場合は、我慢せずに仰ってください。
お灸は熱いですか?
直接肌にすえるお灸は米粒の半分程で、とても小さいものです。
一瞬「ツン」とした感覚がありますが、徐々に患部が温まります。
またお灸の治療方法は様々あり、患部に直接触れないお灸の他、鍼とお灸を組み合わせたものもあり、
これは、ジワーと暖かく、入浴後のようにぽかぽかと暖かくなります。
鍼灸は何に効きますか?
肩こり、腰痛、膝の痛み、五十肩、ヘルニア、坐骨神経痛、足の冷え、むくみ、胃の痛みや不快感、
下痢、便秘、のぼせ、耳鳴り、鼻つまり、生理痛など、で来院される方が多いです。
WHO(世界保健機構)では、さまざまな疾患に対する鍼灸の適応を認めています。
当日または事前に準備することはありますか?
患者着を当院で用意しています。また、患者さま自身で用意されたい方はジャージやハーフパンツ、
タンクトップ等の軽装をお願いいたします。症状があるところが露出できる服装が望ましいです。
また、美顔鍼ロングコースを希望される方は、基本はファンデーション、アイシャドウを落として頂くことをお勧めします。
お化粧をされたままでのコース(美顔ライトコース)も用意しておりますが、
ノーメイクの方が効果的です。
施術直前の飲酒はお控え下さい。
鍼で病気が感染することはあるのでしょうか?
当院では殺菌された使い捨ての鍼を使っております。
また道具も患者さま毎に消毒しておりますので、感染の危険はありません。
当院に限らず、鍼灸業界全体が衛生面にはとても気を使うようになっている傾向にあります。
施術後の副作用はありますか?
鍼灸治療後に眠くなる、だるくなるという症状がでることがありますが、これらは一過性のもので心配はありません。特殊な中国の鍼を使うと患部が2〜3日ほど痛くなる場合があります。そのままお休みになると起きたときにスッキリすることが多いです。治療後にお仕事や用事がある方は、刺激の量を少なくしますので仰ってください。また治療後の入浴は大丈夫ですが、時間を2時間程あけてお入りください。
治療後の飲酒はお控えください。
効果はどれくらいででますか?
1回の治療で効果が出るときもありますが、症状が慢性的な場合には時間がかかる傾向があります。また、慢性的な症状の原因が日常生活にある場合は、それだけ治りも遅くなりがちです。治療期間としては症状が強いうちは1週間に1~2回のペースで、症状が改善すれば月1回程度でのメンテナンスがおすすめです。目安としては、腰痛肩こりは3〜5回の施術で症状が改善します。ぎっくり腰や寝違えのような急性症状は1〜3回くらいです。
鍼灸はなぜ効くのでしょうか?
東洋医学的には、鍼灸には滞った気、血、津液(血液以外の水分)を刺激し、
五臓六腑のバランスを整える作用があります。
科学的な明確な根拠は、いまだ解明されていないことが多いのです。
しかしその中でも、現在分かっている主な作用には、以下のものがあります。
鎮痛作用…モルヒネの様な強い鎮痛作用をもつホルモンが分泌され痛みをブロックする。
血行の流れの促進…血管を広げ、痛みや疲労を引き起こす物質を洗い流す。
自律神経の調整…自律神経に作用をして、自律神経の支配をうける内臓や血管の働きを調節する。
免疫機能の向上…白血球やリンパ球等を増加、動きを活発化させることで免疫力を高める。
WHO(世界保健機関)でも様々な疾患に対しての鍼灸の有用性が認められています。
保険は適用されますか?
当院では保険での治療は行っておりません。
出張や時間外サービスはありますか?
ご相談に応じますので、お気軽にお問い合わせください。