当院の特徴
患者さま一人一人に寄り添った治療を
かもめ鍼灸治療院には「この症状だからこの治療をする」という画一的なマニュアルはありません。患者さま一人一人に合わせた治療を行うために、丁寧な診察を行うことを心がけており、患者さまによって、治療のお時間が異なることがありますので、ご了承ください。
また、ご予約をいただいた時間は患者さま一人の治療に集中して取り組む方針とし、すこしでも患者さまにリラックスして治療を受けていただけるよう努めております。
深部の筋肉のインナーマッスルを狙った治療
当院の行っている鍼灸治療は、基本的に患部の硬くなった深部の筋肉に鍼を打ち、血流を改善しているだけです。鍼を打つことで、人間の体性-自律神経反射を使っているにすぎません。例外的に東洋医学の経絡を使ったものを使う場合もありますが、メインではありません。
鍼灸師の免許を取ったばかりの頃は、痛みがほぼなく鍼を打つ本数も少ない、いわゆる「優しい鍼」をやっていました。しかし、ぎっくり腰や寝違えなど、どこへ行っても症状が改善しない方は効果をあまり感じていただけず「いつ治りますかねえ」と言われても、正直答えに窮したものでした。ところがある日、研修先の同期の先生から長い鍼を使ったやり方でぎっくり腰が治せる方法があると聞きました。私は、それに飛びついたのはいうまでもありません。
こうして試行錯誤を常に繰り返しながら、それまで治すことのできなかった、日常生活に支障が出るほどの辛い症状のある方にも対応できるようになってきました。もちろんその中でも治り易いもの、治りづらいもの、対応できないものがあることもわかってきました。
現在は、9割以上の患者さんにこの施術を行っています。最初は痛がっていた患者様も慣れてきて、強い鍼になっていきます。
もちろん、痛みに敏感な方には優しい鍼での治療を行っています。
不思議なことに、このやり方でしか改善しない人もいるんですね。
20年近くも臨床にいると、大体どんな患者さんが来るかわかってくるものです。
かもめ鍼灸治療院にお越しの患者さんは首肩や腰の症状でお困りの方が8割です。
首肩でお困りの方はこちらのリンク、腰痛でお困りの方はこちらのリンクをご覧ください。
症状に合わせたペースで
治療に必要な回数は、症状によってそれぞれです。
一般に、短期間で現れた症状の場合、治療回数は少なく済むことが多く、一回の治療で良くなることもあります。
しかし、時間をかけて作られた慢性的な症状については、症状が改善するまでに時間がかかる傾向があります。
鍼灸では、薄皮をはがしていくように、徐々に症状を良くしていくことが基本となります。
具体的には、週1回の治療を目安にしばらく続け、症状が良くなるにつれて徐々に治療回数を減らしていくということが多いです。