こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。連日暑い日が続いています。夏の勢いはとまりそうもないようです。
今回は前回と内容が被ります。さて、かもめ鍼灸治療院に来院される方の症例別の割合は、首肩の症状、腰痛が同程度で合わせて7割位、残りの3割は自律神経系や、膝、その他の運動器疾患や不定愁訴が続きます。ところが7月は首肩こり、背中のはり、寝違えといった、上半身の症状を訴える方がとても多かったのです。
問診して聞いてみると、どうも冷房の長時間の当たりすぎのことが多いようです。冷風を長時間浴び続けて首の筋肉が硬くなり、結果肩や背中の筋まで固くなり、固くなった筋肉に神経が締め付けられて痛みがでてしまう。特に、パソコン仕事などは、首を前に長時間傾けている場合が多いので、筋肉が固まってしまうことに拍車をかけてしまうのです。
家だと、温度調整はある程度できますが、職場などほかの場所では気軽に温度を変えることは難しいでしょう。しかも毎日すごしている環境のことなので、中々それが原因で症状が起こっているとは思いつきづらいようです。
趣味が釣りなのでよくわかるのですが、冬場の寒風の下で釣りをやると、釣りが終わったあと、風が当たったいる方の筋肉は強くこっています。
首を直に冷風に当てないようにしたり、暖かいものをとるなどして、冷えすぎを防止できる環境を作ることに意識をおくことが大事だとおもいました。
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