トクスエブログ

鍼灸の本質

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は大分寒くなってきました。朝方起きるのが辛い季節ですね。布団の中で夢うつつにまどろむあの感覚が続くのなら、何万年でも寝続けていられるような気がするのですが、現実ではそうもいきません。

 

 

寒くなってきてから、徐々に症状が深い患者様が少し増えてきたように感じます。深いというのは、同じ肩こりや腰痛でも、今までは表層のみ凝っていた筋肉が深層にまでおよんでいるという感じです。そういう場合は往々にして一回の治療でこりをとりきるのは難しい。

 

 

若い方や、運動を日常的にしていて代謝が良い人は、その場で楽になる場合も少なくないですが、ある程度の年齢を取っている方、そして何より、日常的に筋肉を疲労させている姿勢を取っている方ほど、回復することが遅いです。これはもう断定です。少なくとも症状が重いと元の体調に戻すのに3回は治療する必要があります。

 

 

以前ブログにもかきましたが、鍼灸はミステリアスな東洋医学でツボに鍼を刺し、体調を操るというイメージが強いのかなあ、という気がします。あと、どこにいっても治らないから鍼灸が最後の砦、というイメージが強いというか。しかし鍼灸はそういったものではありません。もちろん治療直後に効果が出るという例も少なくはないです。一部のぎっくり腰だとか寝違えだとか。しかしそのようなものでも、奥に潜んでいる慢性的なものを治さない限りは疲労がたまると再び再発しかねない。

鍼灸は、少なくなった体力を一気に全快させるゲームにでてくるような魔法ではありません。つもりに積もって悲鳴を上げている身体を元にもどすにはそれなりの時間と労力がかかるものなのです。

 

 

大半は地味に治していくケースや、定期的に鍼灸をして、体調を調整していく場合の方が多いです。特に、定期的な体調管理という意味では素晴らしいものだと思います。

 

 

竜頭蛇尾になってしまいました汗

 

 

寒いとどうしても代謝は落ち、筋肉もこりやすくなる傾向があります。身体をあたためますよう。

お大事にしてください。

 

 

 

 

 

 

 

ブログ    2015.11.16 Mon

3週間ぶりに鍼灸治療をうけて

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は今日は暖かいですね。

 

毎週自分も鍼灸治療をうけているのですが、最近は忙しく中々治療を受けることができませんでした。気付けば三週間近くも治療を受けていないことに気づきました。

 

 

そういえば、動く時に若干キレが悪くなった感じがする、朝起きた時もすっきりせず、食事をした後もなんだかお腹がすっきりしない。かと言って動けないほど辛いでもなく、むしろ普段通りに生活が送れる。肩こりというほどでもない、腰痛というほどでもない。ただ、今ひとつ快調ではないのです。体調というのは特別な事情でもない限り、急に落ちるものではなく徐々に徐々におちていくものです。だからこそたちが悪い。

 

 

昨日三週間ぶりに鍼を打ってもらいました。かなり深い部位の筋肉に凝りがあるのが自分でわかりました。腰に打った鍼のズーンとした感覚が足先にまで届きました。そして一気にその範囲まで血流が行きわたり、筋肉がゆるむのがわかります。

 

 

 

治療後は温泉に入ったようにすっきりしました。手足が暖まり、視界がくっきりとしました。自分の身体が思うように動くことのなんと素晴らしいことか!ただここまでこっていると一回の治療ではまだだめです。気を緩めて無理をするとまたもとに戻ってしまう。再び週一回の治療に戻すと同時に身体をやすめ、自分でお灸をしたり、打てるところに鍼を打つ必要がある。

背中や腰に自分で刺せたらいいのですが・・・阿修羅像のような六本腕がほしいところです。

 

 

改めて認識したのは、不調というものは徐々になっていき、いつしかその不調が当たり前のようになってしまうのだ、ということです。でもそれは肉体に相当な負担をかけているし、精神にも少なからず悪い影響を与えると思う。自分の好不調を把握しておく必要は大切なことです。

 

 

どんなに忙しくとも毎週必ず鍼灸治療を受けようと決意しました。

 

お大事になさってください。

 

 

ブログ, 東洋医学, 鍼灸    2015.11.06 Fri

ハロウィンイベント、風邪の引きかけの対処について

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。

世間ではハロウィンは昨日、今日ということですが、八王子南口のハロウィンイベント、ハニーズガーデンは先の25日に大盛況ののち無事に終了しました。当院での山本はるかさんの展示および、お絵かきイベントにも沢山の子供たちが参加して大にぎわいでした。子供たちが書いた作品は来年のハニーズガーデンのマスコットキャラの衣装になるようです。素晴らしい。山本さんの展示は患者さまに好評なので、公開期間を延長して今週も展示することにいたしました。院内の雰囲気も柔らかい雰囲気で心が和みます。

 

 

 

祭りの後は何となく、もの哀しいものです。朝は寒く、日が落ちるのも早くなってきました。風邪を引く方も増えてきたように思います。風邪でなくとも、喉がかれていたり、鼻をすすっていたり、といった症状が増えている。

 

 

 

朝起きたらどうも体調がいつもと違う、風邪っぽいな、と感じることは嫌なものです。これから仕事や用事があるといった場合は尚更です。そういった風邪の引きはじめには、首から背中にかけてぞわぞわっと嫌な感じがするときが多々あり、東洋医学ではこの場所から風邪が入り込むといわれています。このような場合には大椎といわれるツボを温めるのが非常に効果がある。大椎は首を前に曲げたときに首の後ろにぼこっと飛び出る骨のすぐ下の凹んでいる場所にあります(下図)。

 

 

大椎

 

 

ここをせんねん灸で、熱くなってきたなあ、と感じるまで温めます。目安は大体3~7壮くらいでしょうか。せんねん灸には熱さのレベルがあるのですが、(熱すぎるのを我慢しすぎてはだめです。火傷になってしまいます髪の長い方は髪を焦がさないように気を付けて、できればご家族の方にやってもらうのがいいかもしれません。お灸に慣れていない方は、ここを熱いシャワーや、ドライヤーなどの温風で、あたたまってきたぞ、と感じるまで温めます。十分にあたたまったら、葛根湯を飲むと更によいです。あれはとてもいい薬で、風邪だけでなく肩こりにもきき、どこの薬屋でも安価で売っている。素晴らしいですね。

 

ただこのやり方はインフルエンザや、風邪の真っ最中にはあまり効果は出づらいです。しかし、風邪の引きはじめにはとても効果がありますよ。

 

 

下の写真は上記のハニーズガーデンのイベントの写真です。素敵な展示してくださった山本はるかさん、当院のデザインを手掛けてくださり、今回のイベントの発起人であるTRICKYの高須賀文子さん、私です。それぞれ小さなバイキングビッケ、インドの破壊神カーリー(すごい!)上杉謙信に仮装しております。仮装はいいですね。違う自分になれるというか。毎年楽しみなイベントです。

 

 

お大事にしてください。

はにが仮装

 

 

 

 

ブログ    2015.11.01 Sun

Yamamoto Harucaさんの展示をやっています

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。かもめ鍼灸治療院は八王子南口で今月25日に行われるハロウィンイベント、ハニーズガーデンの開催に伴い、10月20日~11月1日まで、アーティストのYamamotoHarucaさんのイラスト、立体の作品の展示をさせていただいています。

 

 

 山本さんの作品はとても可愛らしいでなく、思わずおっと目に留めてしばらく眺めてしまいます。何かが心にひっかかるのです。それは彼女の作品が完全に一つの世界を作り出しているからだと思います。すぐれた創作物は時として現実以上に現実的な世界を作るものです。見る者の想像力を無意識のうちにかきたてられる。あるいは別の次元で本当にこの世界はあるのではないのかしらと思わせ説得力があります。

なぜそうおもわせるのか。山本さんが作品の中のほこりちゃんや、ハチ男やハチ子ちゃんたちにとても優しい愛情を注いでいるからなのでしょう。そしてそれを作品に伝える技術がある。見るだけでそれは伝わってくる。

 

 

もともと私は美術大学で映画の勉強をしていました。元々はSFやファンタジー、ホラーといったフィクションを作り出す作家になりたかったのです。紆余曲折あっていまは鍼灸師になりましたが、あのまま自分の好きな道を突き進んでいたらどうなっていただろうかと、ふと思う時があります。

 

 

 

創作活動で頑張っている色々なジャンルの作家さんは本当に尊敬しています。

創作活動をする作家さんたちをすこしでも応援できたらな、と思います。

 

お大事にどうぞ

ほこりめいん

 

ほこり1

 

ほこりめいん

 

はち男

 

 

 

ブログ    2015.10.20 Tue

膝の痛みに対する治療

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。ここのところ膝の痛みを訴える患者様を診る機会が多いです。運動のしすぎであったり、膝に体重を乗せる仕事が増えた、だとか、昔の古傷が季節の変わり目に痛みだす、とかそういったことで痛みを訴え、来院されます大抵の方は階段の上り下りや、運動時、歩行中、正座の時に痛みが強くなる傾向があります。

 

 

ところが膝の痛み一つでも膝だけに原因があるわけではなく、腰や股関節に原因がある場合があります。そうなるともちろんその部位にも鍼を打つ必要がある。膝に鍼を打ち、今一つ改善がみられない時に東洋医学的な見立てをして、膝とはおよそ関わりのないような部位に鍼をすると痛みが軽減することもよくあります。

 

 

 

下の写真は階段の上り下りが辛い20代女性の治療風景の一部です。(患者さまにはブログに載せることへの許可はお取りしております。)患部に冷えがあると血行をよくするために赤外線で温めます。写真が赤いのはそのためです。

 膝

 

 

施術後に段差を上り下りしてもらったところ、痛みはなくなり、わずらわしさが消えたということでした。このように鍼がすぐに効果を出す場合も多いです。しかし症状によっては、例えば年齢を重ねることにより、膝それ自体が変形(変形性膝関節症)してしまって痛みを起こしている場合などは、定期的にケアをしたほうが良いにこしたことはありません。

 

 

 

また、動作にもよりますが、膝は体重の3~5倍の負荷がかかると言われており、体重があればあるほど膝にかかる負担が大きくなります。だから、体重を減らしたり、体重をささえる太ももや足の筋肉を付けてあげることが自体が治療になるわけですね。ある意味で日常生活の毎日のケアは一回の鍼の治療よりも大事なことなのです。

 

 

 

八王子は、冷えたと思ったら、Tシャツでないと過ごせないような暑い天気になったり、雨が急に降ったと思えば、またカラっと晴れたりして、何かと過ごしづらい天気が続いています。傘を手に持つのも結構骨ですね。傘というものは濡れることを避ける、という意味では昔からあまり進歩をしていないのかしらと思います。日本昔話などにでてくる、わらで出来たみのや、かさなどから原理的にあまり変わっていないというか。世界中の情報があっという間に手に入ったり、地球の裏まで行くのに一日足らずで行くことのできるこの時代に、手がふさがらずに使える傘は開発できないのかしらと思います。歯医者さんのドリルの音とか。あるいは、そうもいかない事情があるのでしょう。

 

お大事にしてください

 

かもめ鍼灸治療院

ブログ    2015.10.19 Mon

重い腰痛の治療

 

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。秋も深くなり冬の気配が少しづつでてきました。八王子の朝もひんやりとしてきて、肌で季節を感じやすくなってきました。

 

 

 

さて、かもめ鍼灸治療院は一人一人の症状に合わせて鍼を打ちます。必要に応じて鍼の太さ、長さ、本数、お灸の熱さを変化させます。来院なさる患者さまで、症状が軽い方には刺激が少ない鍼をうちますが、症状がそれでは治らない方には刺激もそれなりに考慮する必要がある。

 

 

先日急性の腰痛になった患者さまをみる機会がありました。(患者さまの記事掲載の許可は取ってあります)。元々腰の調子が思わしくなかったところに、重いものをもちあげて以来、体を前かがみにしなくては辛い状態になってしまいました、腰を曲げてよちよちと歩いていて、とてもつらそうです。立ったり座ったりの動作が一番痛みます。しびれなどはなく、ヘルニア等に起因した神経の症状はなさそうです。

 

一回目の治療は腰や殿部のに周辺の筋肉に鍼を打ちました。ずんとした感じはあるが、特に痛みは感じなかったとのこと。治療後の様子を聞くと、概ね良く、立ったり座ったりしても大丈夫になりました。

 

 

ところが、数日後連絡があり、2~3日までは良かったが、仕事で立ったり座ったりしているうちにまた痛みがでてきたそうで、再び来院されました。一般的にぎっくり腰は疲れがたまっている時になりやすく、2日~7日程度おとなしくしていると治る、あるいはすこしづつ痛みも減っていくものです。ところが鍼をうって少し楽になったものの、また元にもどってしまった。これはいけない。

 

 

この患者様は良く知る友人であり、肉体的な回復力には信じられない位のタフネスをもっていました。睡眠などこの人には必要ではないのではないかと思うくらい活動的で、仕事も立ったり座ったり、肉体的にもとても強靭です。こんなに肉体的に辛そうなのは珍しい。

 

 

触ると前回鍼を打った表面の筋肉は柔らかくなっています。色々と聞いたり、動きを見ているうちにこれ思ったより根が深い腰痛だと判断しました。腰の深いところにある筋肉に問題がある、と。うつぶせになることができないので、身体を横にして治療を開始します。鍼を打っていきますと、浅いところの筋肉はやわらかく、するする鍼がはいります。みんなこんな筋肉ならいいのですが。

 

 

 

ところが、途中でゴムタイヤというか、なんだか干し肉に当たったような感覚が指先に伝わりました。奥の筋肉に当たったのです。そのときに患者様はとても強いズーンとした感覚が伝わったそうです。この感覚を響きというのですが、この響きというものはおおむねこっていればこっているほど出やすいものです。腰の奥の筋肉ががビーフジャーキーのようにガチガチになっているほど凝っていて、血流のながれが非常に悪くなっているようです。

 

 

患者様の響きはとても強いようです。しかしこれを放っておくと、身体が前かがみになったままの状態が続き、腰痛も姿勢も時間がたてばたつほど、治しにくくなってしまいます。ジャーキーのような腰の奥の筋肉をみずみずしい肉に変えて、新鮮な血液や酸素、栄養を送らなければなりません。

 

 

その筋肉および、今回の腰痛に関連性の高い筋肉を狙って、鍼を打っていきます。鍼を刺すことによって筋肉が刺激され、血液が流れやすくなります。(なぜそうなるかは次の機会に)。

 

 

今は施術前の痛みはほぼなくなり、前かがみの姿勢もなくなりました。あとは腰の下に張り感が少しあるとのこと。この症状は

はあと1~2回治療すれば改善するでしょう。

 

臨床の報告もまたすこしづつ書いていこうと思います。何度も書いていますが、物事を文章化するのはなんと難しいことか!高名な小説家の文章等を読むと、それがどんなに優れた技術なのだろうか、と驚かされます。なんでしょうね。

 

 

 

話がそれました、お身体に気をつけて!

 

 

かもめ鍼灸治療院

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログ    2015.10.06 Tue

季節の変わり目の体調不良と現実的な問題

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子の天気は過ごしやすい晴天です。ぽつぽつ雨もふりますが、近ごろは涼しくなり過ごしやすくなりました。。寝睡を良くとれるようになったという患者様も多くなりました。余談ですが、時代小説「鬼平犯科帳」に、暑く寝苦しい夜が終わり、眠りが深くなる今の時期が、盗賊が一番入りやすいそうです。物騒ですね。

 

 

 

さておき、季節の変わり目は体調を崩しやすい傾向があります。今の夏と秋の間もその例外ではありません。温度、湿度、天候にあわせる為に身体はその環境に適応しようとします。しかし、今年のように例年にない高湿度から、身体がとけてしまうような猛暑、そして今の涼しい気候に合わせて、身体の状態を良好に維持することは身体にとって大変な負担であります。

 

 

 

例えば夏の暑さをしのぐために、冷たいものをとりすぎないだとか、エアコンを浴びすぎないということは健康管理の面ではとても大事なことです。しかし、今年のような気候に対して、心地よく生きるためとはいえ、飲みたいものも我慢したり、熱中症の危機を顧みずにエアコンを極力高い温度に設定することは人によっては、ストイックすぎる(理想的すぎる)状況もあると思うのです。現実的な面で。その人が置かれている生活環境を考慮に入れたり、個人個人の身体的な強さにのっとった健康管理ができれば一番いいのですが。

 

 

重複しますが、そういった健康管理を上手にやればいいのですが、現実に生きるにはそれは中々難しい場合もある。そうして健康管理がうまくいかず、負担に耐え切れなくなると、疲れやすい、のぼせやすい、異常に発汗する、身体が重怠い、胃腸の調子が悪い, etc…ここには書ききれないほどの様々な体調不良がでてしまいます。中々難しいものです。

 

季節の変わり目の対処法については、次に書くことにしましょう。ブログの更新もより早くなればいいのですが…。心が乗った文章を作るということは骨が折れます笑

 

 

 

下の写真は二年前、姉と妹と動物を見に、アフリカ旅行に行ったものです。全てが大きく雄大で、とにかく空が高かったです。。この時の写真を見返すと何となく日常の問題が些細なことに感じられるのです。

 

 

 africa

つぶやき, ブログ, 鍼灸    2015.09.05 Sat

美顔鍼について

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子はまだ暑いです。とはいえ、うだるような極端な暑さがなくなってきたように思います。

秋の虫の声もちらほらと聴くようになりました。少し、もの哀しいと友人が昨晩言っておりました。

 

 

先日、同じ施術所で治療をしていた原口先生が治療を受けにきてくてくれました。同業者として、様々な共通の話題で盛り上がり、大いに刺激になりました。写真は美顔鍼をしているところです(先生の許可は頂いております。)

 

 

 

harasan

 

さて、美顔鍼については過去のブログで言及しました。引用になりますが、美顔鍼は鍼により顔の筋肉を収縮させてたるみを上げたり、顔の血流を上げることで皮膚温を上昇させて、代謝を活発にさせます。結果肌がつやつやしたり、目が大きくなったり、輪郭が引き締まったりします。ものすごく簡単に言えば、頚肩こりと同じく、顔のこりを取るのです。そして、美顔鍼で効果を出すのに大事なことは、鍼による刺激以上に、首肩回りの筋肉のこりを取らなければいけないということです。

 

そして、実際どの程度刺すの?という質問をよくいただきます。顔に刺す鍼だから、気になるのも無理はないなと思います。

 

 

かもめ鍼灸治療院では、顔面のみに血流が行くことを防ぐため、手足に鍼を打ち、手足に血流を誘導したのち、頭部と顔面部に20前後の鍼を打ちます。刺す場所はおおむね一緒ですが、やはり人によって異なります。刺す深さは皮一枚程度です。顔の筋肉は体の太い筋肉と比較するととても薄いので皮一枚程度の深さでも十分に効果が出ます。時として、咬むときに使う筋肉にすこし深めに、5~10㎜程度刺すときもあります。

歯を強く噛みしめる癖がある方はとても多く、無意識に歯を食いしばり、肩こりや頭痛の原因となる場合も少なくありません。肩こりがある方は知らないうちに歯を噛みしめている可能性があるかも。

 

また、同じ顔に打つ場合でも、例えば耳鳴りや難聴などの場合にはもっと深く刺します、これは耳の中の血流を十分に巡らせるためです。また、話がそれました。3行以内で読みやすい文章を書くことが理想ですが、これはどうすればいいのでしょうかね。

下は原口先生の鍼灸ブログ、「ねころび鍼灸道」です。鍼灸や健康法について書かれています。当院もとても丁寧に紹介してくださりました。下は、ねころび鍼灸道のブログタイトルです。

 

 

「腰痛や腰の張りを取るにはおしりに鍼をするのも効果的」

 

「髪の毛のように鍼は細い」

 

「急性カフェイン中毒って知っていますか?脱水がおきやすい夏は要注意」

 

 

非常に好奇心をそそる記事で、非常に簡潔かつ丁寧で読みやすい。健康に気を遣っている方は是非ご一読ください。とても興味深い記事だと思います。

「ねころび鍼灸道」↓

http://nekorobi.info/archives/907

 

 

お身体に気をつけてください。

 

かもめ鍼灸治療院 徳末

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つぶやき, ブログ, 東洋医学    2015.08.17 Mon

練習

木曜日は都内の治療院に行きます。この日は時間がある時は先生同士で色々な知識や技術を交換します。自分には思ってもいなかった治療法をどの先生も惜しげもなく披露してくれます。

 

 

これは鍼に電気を流す治療法です。大昔に自分で受けてみて刺激が強いとおもってそれ以来敬遠していたのですが、昨日行って非常に効果を感じたので人によってはいい治療の選択なのかもしれないと思いました。

 

 

一人で治療院をやっていると、治療法や、ものの見方が狭くなってしまいがちですが、この週一回の勉強会のような時間は、自分にとっては視野を広めてくれる貴重な機会であり、とてもありがたく思います。blog1blog2

つぶやき, ブログ    2015.08.07 Fri

自律神経について3(副交感神経・自律神経の乱れ)

こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。毎日暑いです。八王子も猛暑が続いています。暑さによって体力を消耗したり、冷たいものを摂りすぎて体調を崩される方が多くなりました。この気候での体調管理は難しいですね。

 

 

 

今回は自律神経の、副交感神経のお話を少し。自律神経の交感神経は、活動時、闘争時など身体が活発に動いている時に働く神経であることに対し(前回のブログ参照)、副交感神経は身体がリラックスしているときに働きます。例えば食事のとき、寝ているとき、お風呂に入っている時などです。副交感神経が働くと、例えば、睡眠のときに光をとりいれないよう、瞳は小さくなります。食事に血管は広がり、全身に血液を送ります。食べ物を消化しやすくなるように、胃酸を出し、腸をうごかします。他には、血管を広げることで、血液を全身に送り、全身を癒したり、排泄を促したりします。考えてみれば、食事や睡眠、排泄などはリラックスしなければできませんね。

 

 

 

副交感神経は交感神経と逆の働きです。そして、様々な環境にあわせて、身体を最良の状態に調整するのがこれら二つの相反する自律神経です。人体はたいしたもので、非常に高性能の環境適応性質を持った機械のようなものです。この自律神経がバランスよく働いてくれると、活動的な時と、休息している時の両方の生活が健康的にとれるようになります。例えば元気に仕事をこなし、快食、快便、その日の疲労をとる良質な睡眠がとれる、それはどんなに素晴らしいことでしょう。

 

 

 

しかし現実はそんなにうまくはいかないようです。というのは自律神経というものはストレスに対して弱く(この場合のストレスは精神的ストレスはもちろん、温度、気候、湿度などから受ける肉体的なストレスも含む)、あまりにもストレス下に晒されて緊張状態が続くと、この自律神経の働きが乱れてしまう。そもそも自律神経は自分の意識しないところで、身体を最適な状態にする機能です。その機能が乱れて、身体を最適な状態にできないどころか、逆に身体を悪い状態にしてしまうことがあります。

 

 

 

そもそも交感神経と副交感神経は逆の働きをします。どちらかが働くべきときに働かない、あるいは両方が働いてしまう。これは困ります。休息を求めているのに神経は闘争時の反応をとってしまう。例えば、遠足や試験、旅行などのイベント前夜に眠れないなどというのは誰でも経験したことがあるかと思います。眠れぬ夜は長くて、つらい。他には、通勤電車でお腹が痛くなりトイレにいきたくなってしまったり、食べたいのに食欲がでなかったり、胃が痛む、etc…。

 

 

 

意思とは無関係に自律神経は身体を最良の状態にしようとする非常に高度なコンピュータのようなものです。しかしその機能が上手にはたらかず、通常とは違うことをしたのなら不調が出るのは当たり前です。高機能ゆえに乱れてしまうと大変です。コンピュータがやられたロボットというか。パソコンとか電化製品なんか壊れたら頭を抱えてしまいます。

 

 

厄介なのはそれが「自分の身体」で、しかも「意思とは裏腹に動いてしまう」、というのが非常に難儀です。意外と融通のきかないのも困ったものです。自律神経の不調についても書こうと思いますが、長くなったのでまた次回に。

 

 

 

お身体に気を付けて、ストレスをためこまぬよう(中々難しいことではありますが)

 

かもめ鍼灸治療院 徳末

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログ    2015.08.04 Tue

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