久しぶりのブログ更新です
おつかれさまでした
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子、いよいよ寒くなってきましたね。
夏の35℃を超える猛暑から、秋の大型台風の連発、冬の初めの気温差と、最近の冷え込み、とどうも気象が例年より変動激しかったように思えます。そのせいか秋口から患者様の数が例年にないくらい多く、症状もぎっくり腰寝違い、背中の痛みなどの急性症状から、腰痛肩こりひざ痛、自律神経系の慢性症状と多岐にわたりました。そして急性、慢性症状ともに、症状が重くなっているまたはいつもよりなおりづらく、治療回数も増えていました。
来年は落ち着いた気候になってくれればよいのですが…。とりあえず、今年も終わりです。傾向として、年末年始は休むことができるのでその間に症状は軽減する傾向にあります。休養は健康の維持という意味ではとても大切な要素です。
来年が健康で素晴らしい年になりますよう。
お大事になさってください。
写真はブリを釣りに行き釣れたワラサ(ブリの若い個体)です。自分でも引くくらいのもの凄い笑顔です。ワラサは去年も釣ったのですが、去年のものは脂がたっぷりのって大変美味しかった。しかし今年のもほとんど脂のらずあっさりしていました。美味しいのですが、すこし物足りません。これも気象の影響なのかしら。
ブログ 2018.12.30 Sun
涼しくなってきました
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。夏の暑さもひと段落して、涼しさを感じるようになってきました。夏の始めのひどい暑さも、なくなってしまうと心なしか寂しい気がします。
このブログは毎回その時期にありがちな症状について書いているのですが、今回も先月のブログと同じで、気温差症状が目立ちます。ここ最近の肌寒さが体に与える影響は大きく、体のだるさ、胃腸の調子の悪さなどの自律神経症状が増えます。また、冷房の当たりすぎによるぎっくり腰、寝違い、背中の痛み、などの筋肉の症状が続きます。
詳しいことは先月のブログを参照してください。→https://kamome-acp.com/blog/1014
過去のブログも様々な症状について書いています。
こういった温度差の症状は、当人に思い当たることがない事が多いんです。重いものを持ったりとか、激しい運動をしたりといった明確な理由があるわけではないですから。だから、理由なく身体がだるい、頭が痛い、ぎっくり腰になったなどの症状がでた、と思いがちです。
とはいえ突然人の身体が急激にボカンと壊れることはあまりないのです。絶対になにかしらの原因や遠因があります。それは例えばこの季節だと、冷房だったり、冷たい飲食物をとりすぎたり、暑さによる睡眠不足だったり、それらの複合であったり、とか色々あります。思い当たる原因は明確なものではなく、地味な日常的なことの方が多く、かつ分かりづらい(意識しない)ことが多いです。
そういった原因を取り除く(例えば寒さが原因なら毎日湯舟に浸かったり、暖かい飲食物も一緒に摂る等)だけでも症状が激減したりするので、なぜこの症状がでるのか、ということに意識を向けるのは、ある意味鍼灸治療よりもよほど大事かもしれません。
写真は釣ったアジです。今年の夏のアジは大きく、最大で40センチ近くありました。しかし、この写真のように背中が黒いアジが多い。これは沖のほうで泳ぎ回っているアジに多く、あまり脂がのってなく、味も落ちます。何と比べて味が落ちるかというと、金色のアジに比べて落ちるんです。金色のものは湾内にいるアジのようで、黒いものに比べると少し小ぶりですが、味も濃く、脂ののりが良く非常に美味しいです。魚屋でアジを買うときは金色、黄色がかったものの方がおすすめです。それはもう全然ちがいますよ!
どうぞお大事になさってください。
かもめ鍼灸治療院
暑さと冷房とさまざまな症状について
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。台風が通り過ぎ、少し前までの異常な猛暑はすこし鳴りを潜めたようです。しかし再び先のような猛暑がやってくるようで、困ったものです。
TOPページにも書いたのですが、理屈でいえば気温が高いと肩こりや腰痛といった症状は和らぐことになります。これは気温が上がると血管が拡張して血流がよくなるからです。逆に寒いと血管が収縮します。
しかしここまで暑いと熱中症になりかねません。そのために冷房をいれるわけですが、冷房の調整は存外難しく、冷風を浴びすぎると、血管が急激に収縮して筋肉を硬直させます。硬直した筋肉が神経を締め付けて痛みやしびれなどを発生させます。こうした急性症状にぎっくり腰や寝違えなどがあります。
また、このような気候では屋外と室内の寒暖差が激しい。例えば外気温が35℃で室内が25℃だとすると、実に10℃の気温差があるわけです。人間の身体は自律神経により常に体温などを最適な状態にしようとがんばっているわけですが、10℃の気温差を調整するのは大変です。過去のブログにも書いたのですが、エアコンの温度設定を極端に変え続けているようなもので、当然エアコンに負担がかかるわけです。電気代もかかる。
人体もそれと一緒で気温差による負担がかかりすぎて、人体を正常に機能させようというという機能がおかしくなり、だるさ、眠さ、食欲不振などといった症状がでるわけです。これに冷たい飲食物をとったりするとそれに拍車をかけて症状が強くなってしまう。また、女性の方が熱を産出する筋肉が少ないので、症状は強くなります。ここのところの女性の患者様の半数以上の症状がエアコンによるものでした。
こういった空調による様々な症状は、例えば重いものを持った等の明確な理由がないので、思い当たることがないのに痛みやしびれがでた、だるくなった、元気が出なくなった、と考えがちになります。しかし、急に人間の身体が理由なく壊れることはほぼないです。原因は必ずあるものです。
熱中症にならないために冷房は必須ですが、例えば入浴したり暖かい食事をとる、などによってバランスをとりたいものです。夏の症状をこじらせてしまうと、治療にもかなり時間がかかってしまいますので。
また、かもめ鍼灸治療院は8月11日~18日まで休院となります。休院前後の予約は埋まりつつあります。施術ご希望の方は早めのご予約をお勧めしております。
写真は釣ったアジです。タタキとなめろうをつくりました。脂ののりがすごく、それはおいしいですよ!
ブログ 2018.07.30 Mon
梅雨だったり、晴れたり・指の痛みの症例
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。梅雨入りしたそうで、八王子は雨の日が多いですね。少し前までは夏のように暑い日もあったのですが。傾向として気温が暖かいほうが人は調子がよくなるようです。いらしてくださった患者様も調子が良いという方が多かったです。と書いていたら晴れました…。
今回は、毎回同じ話ばかりしているので、症例の話を。手の痛みのお話です。(患者様の許可は取っています)
お孫さんを預かり、一日中抱きかかえていたら翌日ものが握れないほど親指が痛くなった。これからものが持てなくなるのではと思うと不安である。手を触ってみると母指球のあたりを押すと強く痛む。更に親指を曲げると激痛が走る。検査ののち、ある程度筋肉をが特定できたので、そこに打つことに決めます。また首肩と前腕も長時間抱きかかえたせいか、がちがちに凝っている。そこで凝ってるところに鍼をしっかり打ちます。ここでしっかりと適切な部位と深さに打たないと痛いだけで効きません。そして鍼を打った時特有のズーンとする感覚を確認します。ズーン感と症状の強さは比例します。症状にもよりますが、鍼で一番きついのは筋肉がいちばん固くなっている最初の一回目のようです。
親指の激痛が8割方とれたので、一気に治してしまいたいので、2日空けてすぐに鍼を打ちます。2回目は筋肉が柔らかくなっているので、ズーン感があまりありません。今回は症状がでてすぐに対処したので2回で完治しました。鍼灸に関しては「鉄は熱いうちに打て」です。症状がでてから時間が経つと治る回数も長くなってしまいます。一般的に慢性的な腰痛や肩こりといった症状より、ぎっくり腰や寝違いのような急性症状のほうが治りは早いです。そして若ければ若いほど、治りはよく、年配になればなるほど時間はかかる傾向があります。さらに運動している習慣がある人も治りが早いです。プロ級のアスリートだと一般の人の3倍位治りがいいように思います。
しかしこれはあくまでも傾向のお話で、やはり症状の重さが一番の治りの速さ要素になってきますし、これは10回位かかりそうだな、と思ったら1回でで完治したり、逆にすぐ治ると思っても回数がかかる場合もあります。
梅雨が本格化すると湿気と暑さで体調が落ちてひどくなると自律神経がやられるので、服装や空調などには気を付けたほうがいいです。どうぞお大事になさってください。
かもめ鍼灸治療院
ブログ 2018.06.19 Tue
八王子、寒暖差はげしいです
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は最近暑いです。30℃近い気温があり、先日の寒波がうそのようです。寒波は大正時代以来のものだったらしく、温度変化で体調を崩す人がものすごく多かった。症状は急性の寝違えやぎっくり腰、ぎっくり背中、不眠や胃もたれなどの自律神経症状、慢性の腰痛や肩こりなどの症状の悪化など今までにないくらい多岐にわたっていました。去年の秋の終わりの台風が集中したときもそうでしたが、天候、気温や気圧の変化が多い時に薄着したり、冷たいものばかり取ったり、身体に無理をさせると、たちまち調子が崩れます。
急な冷え込みと自律神経について→https://kamome-acp.com/blog/947
寒暖差についての以前の記事はこちらです。毎回気温と症状について言及して内容が被ってしまうのですが、大事なことなので何回でも書きます。とはいえ、ブログの内容もかぶってきたので、何か症例を載せていこうかと思います。
そうそう、ストレスの解消も身体には本当に大事です。先日釣りに行き、鯛を釣ってきました。とても嬉しく、魚拓まで取ってしまいました。これは本当に美味しかったです!どうぞお大事になさってください。
かもめ鍼灸治療院
暖かくなってきました。
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子はここ最近寒さが和らいできました。日差しも冬のどんよりとしたものから、心地よい暖かみのあるものに変わりつつあるようです。
暖かくなってくると腰痛や肩こりの症状の辛さが和らいだり、鍼灸治療による改善度も高くなってきます。また、もう少したつと自律神経系の症状が多くなってくるのですが、今のうちに身体の調子を整えておくと、春の症状が和らぎます。
冬に辛くなった症状は今が治し時だと思います。
それにしても暖かい陽気はいいですね。
そろそろ春です。
どうぞお大事になさってください。
かもめ鍼灸治療院
ブログ 2018.02.18 Sun
八王子は寒いです
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。記録的な寒波の影響で日本全国寒いようで、八王子もとても寒いです。
積雪も二回ありした。そして雪かきで重い雪の固まりをどかそうとすると、全身に負担が急にかかります。雪の後はぎっくり腰、肩甲骨の間の痛み等の症状が非常に多かったです。また冷気の影響か症状それ自体の治りもいつもより悪い傾向がありました。
とはいえ、ぎっくり腰や急な背中や肩の痛みは存外早く鍼で治せます。
回数にして1~3回。半数は1回で治ります。
ぎっくり腰や急性の痛みについての過去の記事はこちら
→ https://kamome-acp.com/blog/841
3度目の雪が降らなければよいのですが・・・まだ2月のはじめですからわかりませんね。どうぞお大事になさってください。
12月です
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子もだんだん寒くなってきました。
10月の台風2連発を皮切りに調子を崩された方が多く、かもめ鍼灸治療院の先月、先々月は目が回るほど忙しかったです。徐々に環境が変化していき、その環境に慣れてさえしまえば、人間は存外丈夫なもので、順応します。しかし急激な気温や、気圧変化は身体に多かれ少なかれ影響を及ぼすようです。
気温の変化や自律神経の過去の記事はこちら↓
https://kamome-acp.com/blog/863
これからは年末の忙しさによる症状が増えてくるでしょう。とはいえ先々月のような症状の急激な悪化などはそこまではないと思われます。冷え対策を十分にして、残り少ない今年を楽しめますよう。
写真は、今年生まれた甥と釣ったワラサ(ブリの小さいもの)です。甥をみているとなんだか不思議な気分になってきます。かわいいものですね。ワラサは今まで釣った食べられる魚の中では一番大きかったです。海に引き込まれるかと思いましたよ。
どうぞお大事になさってください。
かもめ鍼灸治療院
急に寒くなってきました
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は寒い日が続き、おまけに雨まで降っています。なんでも12月半ばと同じくらいの気温だそうで、冷えるはずです。やはり気温差、気圧差が多いときは身体の負担も増えます。腰痛、肩こりなどがいつもより症状が強くなります。また、頭痛、不眠、胃もたれ、などといった自律神経の症状がいつもより増えます。
以前のブログにも書きましたが、大雑把にいうと人間の身体は周囲の気温とか温度といった環境に適応できるように常に細かい調節を行っています。ところが急激な温度や気圧の変化がたびたび起こるとそのたびにその調節を行わなくてはならない。例えば先日29℃を超えた日があり、翌日は16℃でした。10℃以上の気温差を身体は適切に生活できるよう調整するのは大変です。エアコンの設定温度を短時間でめちゃくちゃに変えるようなものといえばいいのか。
深い海に潜る時や、高い山に登る時は徐々に深度や高度を上げていき、身体を慣らしながら進んでいきます。徐々に寒くなっていくなら身体も慣れますが、こうも変化が大きいと自律神経の負担も大きくなります。
さらに、冷えは血管を縮め、自律神経の周囲の筋肉を締め付けるため、さらに自律神経の負担が大きくなってしまいます。厚着や暖かいものを摂るなどして、身体を冷やさないようにお過ごしください。
自律神経の鍼灸アプローチの記事はこちら→https://kamome-acp.com/blog/863
写真は生筋子をいくらにした後です。あとはたれに漬け込むだけです。バトミントンのラケットをつかってほぐすとアッという間に終わります。瓶づめを買うより安くすんで、量もとれますよ。
どうぞお大事になさってください。
かもめ鍼灸治療院
ブログ 2017.10.20 Fri