梅雨去らず
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子はじめじめと蒸し暑くなってきました。
往々にして梅雨は患者様が多い傾向があり、言い換えれば体調を崩しやすい季節でもあり、6月は食事をとる暇がないほど患者様が多かったです。7月は身体がそれに慣れてきたのか、少しだけ患者様の数も減ってきたような気がします。それでも土日はほぼ埋まってしまいますが…。
個人的にはこの時期と秋の台風前が一年を通して一番体調を崩しやすい季節と思っています。
症状でダントツで多いのがダルさ、疲れがとれないといった自律神経症状、次いで上半身の症状、肩こり、頭痛が多かったです。寝違いなども相当多かったです。比較すると下半身の症状は少なくなったように思います、というより上半身の症状が多すぎました、久しぶりにいらっしゃった患者様もとても多かったです。ぎっくり腰がすこし、慢性の腰痛の症状悪化、坐骨神経痛、大腿神経痛、足底筋膜炎などかな。いつも通りですね。
自分自身も頭痛持ちで、この時期はひどく困っていたのですが、まあ良い機会なので自分を実験台にいろいろと鍼を試したところ、ほぼ完治させることができ、今では症状なしです。コメカミの痛みや目の奥の痛み、後頚部の痛みなど、頭痛に関しては鍼はかなり強いです。自律神経系のだるさもおおよそ週1でペース、5回前後の施術で改善します。こういう季節性の症状は梅雨明けと同時に軽減することもあるのですが、夏に入ると冷房の使用で調子を崩しがちになる傾向があります。梅雨にくらべればまだましなのですが。いずれにせよ早くからりとした夏になってほしいものです。
夏の青空が待ち遠しいです。子供のころの夏休みを思い出します。
どうぞお大事になさってください。
写真はタコ釣りに行ったときのものです。今年はタコが数年ぶりの豊漁で、東京湾の海底はタコだらけらしい。初めての人でも10杯近く釣れるらしいので、興味がある方はどうでしょうか。多分あと数年はこんなフィーバーは訪れないと思います。下に絡みついているのは、3.2キロの大ダコでした。ものすごい力で絡みつかれて、一本の足を外したかたと思うと二本が巻き付いてくる、といった調子で振りほどくのに苦労しました。昔の怪獣映画のようです。大ダコはうまいですがそのまま食べるとタイヤのように固く、よくたたいて柔らかくします。1キロ前後の中ダコが丁度良いようです。

ブログ, 東洋医学, 鍼灸
2019.07.23 Tue
久しぶりのブログ更新です
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。今年は大変患者さま多く、忙しさにかまけてブログを更新できませんでした。また、予約も当日や週末の予約は非常に取りづらくなっており、沢山の患者様のご希望に添えず、心苦しく思っています。
八王子も春らしい暖かい日が多くなってきました。とはいえまだ夜は寒かったり、冷たい雨が降り、身体がその寒暖差に対応するのに負担がかかる時期です。
寒いときはぎっくり腰や寝違え、急な背中の痛み等の急性症状が多く、毎日診ていたのですが、ここ最近は自律神経の症状を診ることが増えます。
例えば、全身の重さ、身体のだるさ、胃腸の不調、etc…特に検査などしても身体には異常がないと診断されることが多いです。
以前も同じ事を書いたと思い、昔の記事を読み返してみたのですが、我ながら中々わかりやすい文章を書いていると思いました(^^;)、ので、こちらの過去の記事を参照していただければ幸いです。
自律神経症状と鍼灸治療について↓
次回は坐骨神経痛について記事を書きたいと思います。腰や臀部のからくる坐骨神経痛はにかぎらず、首からくる手の痛みや痺れに関しての鍼の相性は相当良く、かなりの症状の改善が見込めます。
いつ書けるかな…
忙しいと自分の身体のケアが出来ず、色々な症状がでてしまいます。
今回は左の頭痛と足底の痛みひどく、日常生活にまで影響を及ぼすようになってきたので、自分で治してしまいました。いずれも症状が出てすぐに対処したので、鍼の本数少なくシンプルな2回の治療で完治しました。
でも忙しうちは再発しそうです…気をつけないといけませんね。汚い写真で申し訳ありません。
どうぞお大事になさってください。
かもめ鍼灸治療院
写真は釣ったタイです。正直タイは寿司屋で食べても、そこまで美味しさを感じなかったのですが、釣ったタイを3日以上寝かせ、刺身で食べると今まで食べたタイはタイだったのだろうかと思うくらい美味しかったですよ!
ブログ, 鍼灸
2019.03.25 Mon
涼しくなってきました
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。夏の暑さもひと段落して、涼しさを感じるようになってきました。夏の始めのひどい暑さも、なくなってしまうと心なしか寂しい気がします。
このブログは毎回その時期にありがちな症状について書いているのですが、今回も先月のブログと同じで、気温差症状が目立ちます。ここ最近の肌寒さが体に与える影響は大きく、体のだるさ、胃腸の調子の悪さなどの自律神経症状が増えます。また、冷房の当たりすぎによるぎっくり腰、寝違い、背中の痛み、などの筋肉の症状が続きます。
詳しいことは先月のブログを参照してください。→http://kamome-acp.com/blog/1014
過去のブログも様々な症状について書いています。
こういった温度差の症状は、当人に思い当たることがない事が多いんです。重いものを持ったりとか、激しい運動をしたりといった明確な理由があるわけではないですから。だから、理由なく身体がだるい、頭が痛い、ぎっくり腰になったなどの症状がでた、と思いがちです。
とはいえ突然人の身体が急激にボカンと壊れることはあまりないのです。絶対になにかしらの原因や遠因があります。それは例えばこの季節だと、冷房だったり、冷たい飲食物をとりすぎたり、暑さによる睡眠不足だったり、それらの複合であったり、とか色々あります。思い当たる原因は明確なものではなく、地味な日常的なことの方が多く、かつ分かりづらい(意識しない)ことが多いです。
そういった原因を取り除く(例えば寒さが原因なら毎日湯舟に浸かったり、暖かい飲食物も一緒に摂る等)だけでも症状が激減したりするので、なぜこの症状がでるのか、ということに意識を向けるのは、ある意味鍼灸治療よりもよほど大事かもしれません。
写真は釣ったアジです。今年の夏のアジは大きく、最大で40センチ近くありました。しかし、この写真のように背中が黒いアジが多い。これは沖のほうで泳ぎ回っているアジに多く、あまり脂がのってなく、味も落ちます。何と比べて味が落ちるかというと、金色のアジに比べて落ちるんです。金色のものは湾内にいるアジのようで、黒いものに比べると少し小ぶりですが、味も濃く、脂ののりが良く非常に美味しいです。魚屋でアジを買うときは金色、黄色がかったものの方がおすすめです。それはもう全然ちがいますよ!
どうぞお大事になさってください。
かもめ鍼灸治療院

ブログ, 日常のこと, 鍼灸
2018.08.19 Sun
八王子は寒いです
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。記録的な寒波の影響で日本全国寒いようで、八王子もとても寒いです。
積雪も二回ありした。そして雪かきで重い雪の固まりをどかそうとすると、全身に負担が急にかかります。雪の後はぎっくり腰、肩甲骨の間の痛み等の症状が非常に多かったです。また冷気の影響か症状それ自体の治りもいつもより悪い傾向がありました。
とはいえ、ぎっくり腰や急な背中や肩の痛みは存外早く鍼で治せます。
回数にして1~3回。半数は1回で治ります。
ぎっくり腰や急性の痛みについての過去の記事はこちら
→ http://kamome-acp.com/blog/841
3度目の雪が降らなければよいのですが・・・まだ2月のはじめですからわかりませんね。どうぞお大事になさってください。
ブログ, 日常のこと, 鍼灸
2018.02.02 Fri
12月です
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子もだんだん寒くなってきました。
10月の台風2連発を皮切りに調子を崩された方が多く、かもめ鍼灸治療院の先月、先々月は目が回るほど忙しかったです。徐々に環境が変化していき、その環境に慣れてさえしまえば、人間は存外丈夫なもので、順応します。しかし急激な気温や、気圧変化は身体に多かれ少なかれ影響を及ぼすようです。
気温の変化や自律神経の過去の記事はこちら↓
http://kamome-acp.com/blog/863
これからは年末の忙しさによる症状が増えてくるでしょう。とはいえ先々月のような症状の急激な悪化などはそこまではないと思われます。冷え対策を十分にして、残り少ない今年を楽しめますよう。

写真は、今年生まれた甥と釣ったワラサ(ブリの小さいもの)です。甥をみているとなんだか不思議な気分になってきます。かわいいものですね。ワラサは今まで釣った食べられる魚の中では一番大きかったです。海に引き込まれるかと思いましたよ。
どうぞお大事になさってください。
かもめ鍼灸治療院
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2017.12.04 Mon
9月です
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は大分涼しくなりました。もう少し残暑があった方が夏の名残りを感じることができるのですが。少し寂しいですね。先日、一気に気温が下がったときがありました。その時は今までは良かったのに急に調子を崩してしまった患者さんが増えました。。腰痛や肩こり、腕が上がらないなどの運動器疾患や、他に身体の怠さや頭痛などの、特に原因もないのに調子を崩す症状も多かった。
そういった人に触ってみるとわかるのですが、体の温度がいつもより明らかに低く、ひんやりしています。冷たさがなぜ痛みや体調不良を引き起こすかというと、ここ数回のブログとかぶりますが、大事なので何度も書きます。
大雑把にいうと寒いと筋肉が硬くなり、その中にある神経や血管が締め付けられます。神経が締め付けられると痛みがでます。血管が縮むと酸素や栄養がその筋肉に行きわたらなくなって栄養不足に陥り、ますます筋肉が硬くなってしまいます。また背骨の横に自律神経が走っていますが、背骨の横の筋肉が硬くなって自律神経を締め付け、怠さや眠さ、今一つ本調子ではないといった症状がでる。
これからは夏の疲れも出てきます。いつも以上に体調管理につとめる時期ですね。
どうぞお大事にしてください。
かもめ鍼灸治療院
写真は釣ってきたカサゴです。これは味噌汁にすると濃いだしがでてとてもおいしいです。しかし驚いたのは、カサゴの肝を刺身に乗せて食べたのですが、これが、肝が一番おいしいと言われるカワハギに勝るとも劣らない位味が良かったのです。もし新鮮なものを入手する機会があれば、是非お試しください。

ブログ, 趣味, 鍼灸
2017.09.08 Fri
7月です
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は毎日が暑く、蒸します。昔は、天気予報で30度を超すことは珍しかったように思います。
今では30度を超すことなど当たり前になってしまい、30度以下だと今日は」比較的過ごしやすいのだろうと思ってしまいます。
ここまで暑いとクーラーをつけた方がいいのですが、クーラーの冷風を浴びすぎて、ぎっくり腰や寝違えといった急性の症状が非常に増えています。
ぎっくり腰や寝違いは大抵1~2回の鍼治療で治りますが、直接、長時間、冷風を浴びすぎないことが何よりも大事です。
ぎっくり腰や寝違いの治療はこちら→http://kamome-acp.com/blog/841
鍼灸治療が初めての方はこちらをご覧ください↓
鍼の治療回数の目安について→ http://kamome-acp.com/blog/720
鍼を打ったときの感覚について→http://kamome-acp.com/blog/713

写真は海釣りに行った時の海です。空がとても高く、綺麗でした。暑いけど夏はいいものです。
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2017.07.07 Fri
季節の変わり目の身体の不調、自律神経
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は大分春らしくなってきました。桜の花も満開間近になってきて、楽しみですね。
季節の変わり目には毎回似たような話題を書いているのですが、体調を崩しやすい人が多い。風邪でもないのに風邪っぽかったり、食欲が今一つでなかったり、疲れが抜けきれなかったり、etc…いずれにせよ、何だかわからないが万全の体調ではない、という症状が増えています。
冬の気候に身体が慣れていたところに、春がやってきて、中々その気候に慣れてくれない時にこういった症状が起きやすいです。こういったものは自律神経が関与していることが多いです。人間の環境適応機能に働いてくれているのが自律神経だからです。医者に行ったら病気などではなく、自律神経失調症だ、等と言われた、などというお話もよく聞きます。
(自律神経の過去のブログはこちらです→http://kamome-acp.com/blog/539
大雑把に言うと、自律神経は背骨の横を沿うように走っています。背骨の横の筋肉が硬いと自律神経が硬い筋肉によって締め付けられてしまいます。おまけに固い筋肉の中を通っている血管も同様に締め付けられているので、血液による酸素や栄養を十分に送ることが出来ません。結果自律神経の働きもうまくいかなくなってしまう。自律神経の症状のある方は腰痛や肩こり、背中の痛みがあることが非常に多いです。
鍼で硬くなっている筋肉を柔らかくしていくと、血管や自律神経への締め付けがなくなり、正常に機能するようになります。改善度はかなり高いのですが、心的ストレスが原因の自律神経失調症は治るのに時間がかかります。逆に、そのストレスの原因が取り除かれれば、嘘のように症状が消えることがあるので、人体とは不思議なものです。いずれにせよ、定期的に背中の筋肉を柔らかくするにこしたことはありません。
どうぞお大事にしてください
先日、映画「キングコング 髑髏島の巨神」を観てきたのですが、これぞエンターテイメント映画だ!という感じで非常に楽しめました。大画面で観るのがおすすめです。怪獣や荒唐無稽な話が好きではない人にはお勧めはしづらいです。
つぶやき, ブログ, 趣味, 鍼灸
2017.04.07 Fri
ぎっくり腰、ぎっくり背中
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は数日前から寒くなってきました。先日は雪も降りましたね。
以前にも似たような記事を書いたのですが、最近ぎっくり腰、ぎっくり背中、寝違えなどの症状が多くなってきたので、少し書こうと思います。
こむらがえりや、足が吊ったりしたときはとても痛いものですが、こうした状態は筋肉が急に固くなって、その筋肉の中の神経が圧迫されて痛みがでているからです。
ぎっくり腰や背中の痛みなどもそれと同じで、こむらがえりの状態が胴体の筋肉の中で起こっているというイメージです。
また、それが起こるきっかけは、急に重いものを持ったり、くしゃみをしたり、少し体を動かしたり、寒いところでずっと過ごしていたり等と、わりとささいなことが多いのです。
しかしその背景には、仕事が忙しすぎたり、睡眠をとることができなかったり、とにかく身体を休ませていない状態が続いていたことが、根っこの部分の原因となっていることが非常に多いです。爆発物の火種が徐々にたまっていき、限界になるまでたまると、ふとした動作でドカンと爆発してしまう。
その筋肉は大抵深い場所にあるので、そこの固くなっている部位を柔らかくしなければいけません。そこをゆるめて、固くなった筋肉で圧迫されている神経や血管をフリーにしてあげると、一気に血流が良くなり、カチカチだった筋肉に一気に酸素や栄養が流れ込みます。
そして同じ腰でも深いところに原因があるのに、浅い場所に打ってはあまり効果はでない傾向にあります。まあ、故障している箇所をきちんとみつけて治せばいいということです。
治療の目安は大抵1~2回位、+であと一回治療しておけば後々まで効果が持続するので結果的に楽です。あまりに凝り固まっている人は3回位週一回のペースで通えば治ります。私見ですが女性より男性、老人より若者、運動していない人よりしている人の方が治りがいいようですね。以前書いた似たような記事はこちらです→http://kamome-acp.com/blog/775
どうぞお大事にしてください
かもめ鍼灸治療院
ブログ, 鍼灸, 鍼灸, 鍼灸について
2017.02.12 Sun
八王子が寒くなってきました
こんにちは、かもめ鍼灸治療院です。八王子は日に日に寒さが増しているようです。寒くなってくると知らず知らずに筋肉がこわばるので、腰痛や肩こりなどもいつもより症状が強くなりがちです。風邪を引いている患者さんも増えてきました。
以前本でよんだのですが、細菌にトカゲに感染させた実験について。
まずトカゲを細菌に感染させ、高温で飼育するグループと低温で飼育するグループに分ける。トカゲは自分で体温を変えられない変温動物なので体温が部屋の温度になるわけです。しばらく飼育してみると飼育温度に比例して生存率が上がった。20℃で飼育したトカゲは全滅し、40℃で飼育したトカゲは生存していたそうです。
また、高温飼育のトカゲに解熱剤を投与したところ、そのトカゲ達は全て死んでしまったのに対し、投与しなかったトカゲは一週間後でも9割以上が生存していたそうです。
体温が高いことは病原体の作用を抑制し、免疫力を上げるのです。発熱は病原体が作りだすということではなく、自分の身体が病原体と戦う為に起こっているのですね。となると、寒い時に体を暖めるということは理にかなっているわけです。
対して解熱剤を飲むこと病原菌に有利な環境を与えることになる。
とはいえ、どうしてもやらなくてはならない用事や仕事がある時は解熱剤の一つや二つは飲みたいものです。現実との折り合いが中々難しいです。
だとするなら、体を冷やさないよう気を付け、最初から身体を暖めることが重要になってくる。風邪になる前に、風邪にならない身体を作ることが理想ですね。
先日、立川の昭和記念公園に紅葉を、多摩動物園に動物をみてきました。
紅葉なんて本当に久しぶりに見たんですが、綺麗ですね。どちらかというと動物の方が好きなので、あまり植物に目がいかないのかも。動物園はすごくよかったです。あそこにいるバクの毛皮はフリースのようで、あたたかそうだと思ってついみてしまいます。立川や高幡不動といった近場にこういう設備があるのは良いですね。



どうぞお大事になさってください。身体を冷やしませんよう。
かもめ鍼灸治療院
ブログ, 日常のこと, 趣味, 鍼灸
2016.11.28 Mon